リスクオフで大幅下落　　ロシアルーブルのスワップ成績（7月4日週）

7月4日週は全般的にリスクオフで、高金利通貨安が進みました。ユーロ/ロシアルーブルもユーロ高ルーブル安となっています。前の週に3月16日安値の86.50を割ったので、下放れてルーブルの大幅高（下げるほどルーブル高）を期待したのですが、反転して急上昇となりました。

この週末は88.37でクローズとなり、まだ90を下回っているので、ルーブルの上昇傾向は続いていると思いますが、例年7月後半や8月は夏休みに大きな調整となることも多く、要警戒です。

7月4日週はルーブル安が進み、週末の時点でのルーブルの運用全体の損益は前の週と比較して-95,020円の合計-266,385円となりました。

ルーブル運用全体の週間のスワップ額は、前週比で-3,684円の合計19,435円でした。付与日数が6日になり減少してしまいました。

高金利通貨は下げ気味なので、決済してノーポジの人民元や、売りを入れているランドで買いポジションをとるタイミングを計っています。またスワップはちょっと少ないですが、大幅下落したブラジルレアルの動きも注視しています。

ユーロ/ルーブルの売りを60,000通貨保有しています。

ルーブルは評価損が2週連続で増えています。5月6月好調だった反動が出ています。

週間合計のスワップは6,000円台に下がりましたが、月初の低迷と比較するといい額になっていると思います。この辺で安定して欲しいところです。

週間スワップ推移

1日平均は10,000通貨の1日あたりのスワップ額です。
年率は証拠金ベース(1日平均スワップ×365日÷10000 通貨あたりの証拠金：左)と保有額ベース(1日平均スワップ×365日÷ユーロ円終値÷10,000：右)で示しています。

週間運用成績(円)

ユーロ/ルーブルの売り・ルーブル/円の売り・ユーロ/円の買いの３すくみを目指して運用しています。それぞれの価値がだいたい同じになるように10,000通貨、800,000通貨、10,000通貨で1セットとする計画です。

ユーロ/円の買いでユーロが下がりそうだったので10,000通貨決済して40,000通貨にしていましたが、予想通りユーロが下落したので、下がったところで20,000通貨買いました。60,000通貨（6セット分）保有としています。

ルーブルが下落したのでユーロ/ルーブルの売りを10,000通貨追加して、90,000通貨（9セット分）として、ルーブル/円の売りは800,000通貨を利確して、4,800,000通貨（6セット分）としました。決済で3,200円の利益が出ました。

だいぶバランスが取れてきて、ルーブルが大きく下落しても為替の影響は軽微でした。

ルーブルがらみの通貨ペアで付与日数が6日だったので、合計のスワップ額は減少しましたが、1日あたりでは増えています。年率は40％を超を回復しています。

売買を繰り返して、評価損を解消しつつ、10セット完成を目指します。

週間スワップ成績

1日平均のスワップ額は、1セットの1日平均のスワップ額です。付与額を付与日数で割って算出しています。付与日数が7日でない場合は日数を記入してます。1セットの年率は証拠金225,000円で計算しています。

週間運用成績(円)