中銀が政策金利を引き上げ8.50%　　ロシアルーブルのスワップ成績（12月12日週）

ユーロ/ルーブルは、4月からの長期の下降トレンド（黒点線）を11月に上に抜け85.60まで大幅に上昇しましたが、上値抵抗線が下値支持線となる形で再度下落してユーロ安ルーブル高（下に行くほどルーブル高）となっています。

12月12日週は83.10で始まり82.63まで下落しましたが、その後はユーロ高ルーブル安となって83.35まで上昇しています。

12月17日には中央銀行の政策金利が発表され、1.00%引き上げて8.50％となっています。７回連続の引き上げとなっていますが、さらに今後の追加利上げも示唆されているようです。

利上げにもかかわらず、ルーブル安となってしまっています。年末もこの辺の水準で横ばいを予想していますが、スワポは増額に期待しています。来年は2020年6月の安値76.35（赤点線）を目指してもらいたいところです。

12月12日週のルーブル運用の合計の損益は、前週比+27,265円の+1,059,965円となりました。わずかですが順調に利益を伸ばしています。

週間のスワップ額は前週比で+152円の合計42,112円となりました。合計でこれまでの最高額を更新しています。

現在ルーブルがスワップ運用の中心としていて、運用額も週間の獲得スワップ額も運用している通貨の中で最も多くなっています。

ユーロ/ルーブルの売りを60,000通貨保有しています。

週間の合計のスワップは前週比で増加して9,424円となりました。10,000通貨あたりの1日平均では224円で、年率は163％となりました。スワップは運用開始以来の最高額となっていますが、政策金利引き上げでさらなる増加を期待しています。

為替はわずかにルーブル安で、合計の損益は前週比で-23,688円の47,585円となりました。ここから年末であまり大きな動きもなさそうです。為替が横ばいの間にスワップ稼ぐ理想的な展開を期待しています。

週間スワップ推移

1日平均は10,000通貨の1日あたりのスワップ額です。
年率は実際にこの運用で入れている額をもとにした証拠金ベース(1日平均スワップ×365日÷10000 通貨あたりの証拠金：左)とレバレッジをかけていない場合の保有額ベース(1日平均スワップ×365日÷ユーロ円終値÷10,000：右)で示しています。

週間運用成績(円)

ルーブル/円の売り・ユーロ/ルーブルの売り・ユーロ/円の買いの３すくみで運用しています。それぞれの価値がだいたい同じになるように800,000通貨、10,000通貨、10,000通貨で1セットとして、12セット保有しています。

あまり為替の差損益は出ないはずなのですが、ルーブルの取引時間が早く終了するので、取引時間終了後のユーロ/円の動きで多少の誤差が出ます。また、週末のスプレッドも影響すると思います。

今週もユーロ/円を売買して、評価損益と確定損益を近づけることができました。そのため累積スワップ額が合計の損益とほぼ同じになりました。

42,520円ほど確定益を減らしていますが、安い値でポジションを取り直して評価損が前週比で63,286円減りました。差し引きで2万円ほど損失を減らすことができました。

週間の合計のスワップ額は32,688円で、前週よりわずかに減少しましたが、なかなか高い額を維持しています。1セットの１日あたりでは389円で、年率は約71.0%となっています。

累積のスワポ額が100万円を超えて、運用開始以来の合計の損益も前週比で+50,953円の1,012,380円となっています。

週間スワップ成績

週間運用成績(円)