小幅調整後堅調続く　　ロシアルーブルのスワップ成績（6月20日週）

ロシアルーブルの推移と成績　

下落基調が続くユーロ/ロシアルーブルは前の週の週末に3月16日安値の86.50を割ったものの6月20日週に入ると反転して87.26まで上昇しました。(下に行くほどルーブル高) もうルーブル高が終了かとあせりましたが、調整は小幅で再びユーロ安・ルーブル高となり86.05まで下げています。

原油価格は高値が続き、WTIも74ドルに達しています。政策金利も引き上げが続いており、ルーブルでの運用には追い風です。

 

6月20日週は上下に大きく動きましたが、最終的にはルーブル高となり、週末の時点でのルーブルの運用全体の損益は前の週と比較して+14,345円の合計-132,562円でした。

ルーブル運用全体の週間のスワップ額は、前週比で+8,485円の合計21,022円でした。AXIORYのスワップが回復し、IG証券ではポジションを追加したので、大幅に増額となりました。

 

メキシコペソ/円は予想外の政策金利引き上げで値を戻し、FOMC前の高値を超えています。それと比較すると南アフリカランドは小さな戻しにとどまっています。トルコリラは相変わらず底の方でさえない動きが続いています。

• 保有中の通貨と注目の通貨の52週の値動きを示しています。
• * 印のついた通貨ペアは上下反転させています。

AXIORY：ユーロ/ロシアルーブル

ユーロ/ルーブルの売りを60,000通貨保有しています。

ルーブルは好調で、評価損が6週連続で前週比減少です。このところの荒れ気味の市場でも下落は小さくて済み、ほとんど戻しています。まだ評価損益がマイナス圏なので、さらにルーブル高が続いて欲しいです。

週間合計のスワップは平常の額に回復して、6,000円を超えました。約1ヶ月の間著しく低額となり、一時はマイナスにもなりましたが、どうにか乗り越えました。多少付与額が少なくてももう少し安定してもらいたいものです。

週間スワップ推移

週間運用成績(円)

IG証券：ロシアルーブル３すくみ

ユーロ/ルーブルの売り・ルーブル/円の売り・ユーロ/円の買いの３すくみを目指して運用しています。それぞれの価値がだいたい同じになるように10,000通貨、800,000通貨、10,000通貨で1セットとする計画です。

少なかったユーロ/円の買いを10,000通貨追加して、50,000通貨（5セット分）としています。さらにルーブルが強そうなので、ユーロ/ルーブルの売りも10,000通貨追加して、80,000通貨（8セット分）としました。ポジション増にともない証拠金も追加しています。ルーブル/円の売りは5,600,000通貨（7セット分）保有中です。バランスがイーブンに近づいてきて、為替の影響が少なくなっている感じです。

ルーブル/円の売りのスワップがかなり増加傾向で、ユーロ/ルーブルの売りのポジション追加も加わり、スワップ額が増えています。年率も45％超えてきました。３すくみでここまで行くのは相当優秀と思います。

週間スワップ成績

週間運用成績(円)

バランスよく保有しておけば、ほぼ為替変動の影響を受けずにスワップを稼げますが、スプレッドが広いので最初に大きくマイナスとなります。また、ルーブルの取引時間が短いのにも注意が必要です。