対ユーロで90を挟んだ動き　ロシアルーブルのスワップ成績（11月29日週）

ロシアルーブルの推移と成績　

ユーロ／ロシアルーブルは週初に上昇したので、ちょっとまずい感じがしましたが、週末に向けて下落してひと安心です。下値を切り下げていてユーロ安・ルーブル高になっている感じはしますが、角度が緩く、90を割ると押し戻される展開となっています。週間では1.06のユーロ高・ルーブル安(-1.17%)となり、終値は89.83でした。

史上最高値を連発していた頃よりはだいぶ落ち着いてきましたが、ここからもう一段レンジを下げて、コロナ以前の水準に近づいて欲しいものです。

原油の価格との相関性もない感じでしたが、多少のタイムラグもありそうです。OPECプラスで原産量の縮小が合意されたと報道されていますが、ルーブルの上昇から見ると好意的に取られているようです。

先週末の時点でのルーブルの運用全体の損益は合計-889,835円で、前の週と比較して+145,015円となりました。再び合計の損失が100万を割りました。

ルーブル運用全体の週間のスワップ額は合計9,500円で、前週と比較して161円の増加でした。

• 保有中の通貨と注目の通貨の年初からの値動きを示しています。
• クロス円の通貨ペア以外は上下反転させています。

週間でルーブルは対ノルウェークローネでも、対ユーロでも上昇しました。ルーブル/円も上昇してきたのでユーロ/ルーブル/円のポジションを少し増やすことができるかもしれません。

AXIORY：ユーロ/ロシアルーブル

ユーロ/ロシアルーブルの売りは現在40,000通貨保有中です。

11月29日週はユーロ安・ルーブル高が進んで、含み損が減少していますが、プラ転を果たして利益を伸ばしているランドやペソと比較するとだいぶ足を引っ張っています。

前の週よりスワップ額が増加して、マイナススワップから回復傾向となっています。

週間スワップ推移

週間運用成績(円)

外為どっとコム：ノルウェークローネ/ロシアルーブル

ノルウェークローネ/ロシアルーブルで運用するために、ノルウェークローネ/円を売りロシアルーブル/円を買っています。産油国同士なので、相関して変動が小さくなるのを期待してポジションを取りましたが、連動しないばかりか全く読めない動きをします。

現在はルーブル/円の買いを100,000通貨、ノルウェークローネ/円の売りを14,000通貨で1セットとして、2セット保有しています。

両建てで、両通貨ペアともプラススワップでしたが、ノルウェークローネ/円の売りスワップが0円となっています。みんなのFXではノルウェークローネ/円の売りスワップは5円となっているので、ちょっと少ないです。

• 1セットは売14,000通貨、買100,000通貨とし、35,000円の証拠金で1日平均のスワップと年率換算の収益率を計算しています。

週間運用成績(円)

IG証券：ロシアルーブル３すくみ

現在はユーロ/ルーブルの売り・ルーブル/円の売り・ユーロ/円の買いの３すくみで運用しています。運用開始時はそれぞれ10,000通貨、750,000通貨、10,000通貨でバランスが取れていました。ルーブル安となっているため、現在釣り合うようにするにはルーブル/円の売りのポジションが900,000通貨くらい必要ですが、ここ数年の高値と安値の中間値は80くらいなので、とりあえず800,000通貨に増額しました。

本来は３つの通貨ペアが同じ価値になるようポジションを建てるのですが、ルーブルが下がったので、セット数を増やすためにユーロ/ルーブルのみ先に売り上がって、現在70,000通貨の保有となっています。

買い増していたユーロ/円10,000通貨のポジションを前の週に決済しましたが、その後ユーロ/円は爆上げで、結果的に大失敗でした。また下がってくるまで待たねばなりません。

スワップは前週比で減額ですが、これはルーブル/円の売りスワップの付与額が減ったことによります。それでも100円台後半で、年換算で27.8％の収益率となっています。

週間スワップ成績

• 1日平均のスワップ額は、1セットの1日平均のスワップ額です。付与額を付与日数で割って算出しています。付与日数が7日でない場合は日数を記入してます。1セットの年率は証拠金225,000円で計算しています。

週間運用成績(円)