ルーブル売り落ち着く　　ロシアルーブルのスワップ成績（1月30日週）

ロシアルーブルの推移と成績　

ユーロ/ルーブルはウクライナ情勢をめぐる緊張で大きくユーロ高ルーブル安が進み、1月26日には90.0を超えて90.63の高値をつけましたが、その後は大きく戻しています。1月30日週も87.13で始まったのちユーロ安ルーブル高が進んで、85.68の安値をつけています。

2月3日の欧州中央銀行（ECB）の理事会後にユーロが急騰して、ユーロ/ルーブルも87.72まで上昇しますが、結局86.76でクローズとなりました。対円でも1.52までルーブルが上昇しています。

ウクライナ情勢については折り込んだのか、冬季オリンピック中は侵攻がないと踏んでいるのか、原油価格が上昇しているからかはよくわかりませんが、ルーブル売りはいったん収まっていくらか落ち着いたようです。それでも、チャートではまだ下値を切り上げているので油断はできない状況で、来週さらに戻りを試す展開になるかに注目しています。

 

1月30日週のルーブル運用の合計の損益は、前週比+217,542円の+1,163,449円でした。ウクライナ情勢も関係なく２週連続20万超のプラスで、100万も超えました。

週間のスワップ額は前週比で-3,374円の合計49,536円となりました。ちょっと減少です。

AXIORY：ユーロ/ロシアルーブル

ユーロ/ルーブルの売りを70,000通貨保有しています。

週間の合計のスワップは前週比で減少して11,795円となりました。10,000通貨あたりの1日の額は240円でした。

為替は2週続けて前週比プラスとなって、少し損失が減少しています。多少落ち着いてきた感じですが、合計の損益がプラスになるにはもう少しかかりそうです。

週間スワップ推移

週間運用成績(円)

IG証券：ロシアルーブル３すくみ

ルーブル/円の売り・ユーロ/ルーブルの売り・ユーロ/円の買いの３すくみで運用しています。それぞれの価値がだいたい同じになるように800,000通貨、10,000通貨、10,000通貨で1セットとして、12セット保有していましたが、少し売買もして利益増を狙っています。

現在13セット目を追加中ですが、ルーブルが下落したところで利益の出ていたルーブル/円の売りを決済してしまったので、ルーブル/円は現在10セット分のみ保有中です。また、ユーロが上昇したのでユーロ/円の買いを決済して6,130円の確定益が出ています。これでユーロ/円は13セット分となりました。

ルーブルがらみの新規ポジションの必要証拠金が引き上げられ（＊新規でポジションを取ろうとしている方はご注意ください＊）て、ルーブル/円の売りポジションを増やせずにいましたが、予想外にルーブル/円が上昇して利益が出る方に大きく動いています。すくみ運用にもかかわらず売買をして、13万ほど評価損が減っています。

スワポは前の週より減って1日あたりでは464円となりました。年率も84%に下がりましたが、かなりの高収益率を維持しています。運用開始来のスワポ累計は120万を超えました。

今後ユーロの金利上昇が見込まれる状況になってきたので、ユーロ/ルーブルのスワポが伸び悩む可能性も出てきました。一方で、ユーロ/円がプラススワップになってくれると、3通貨ペアともプラススワップの夢の３すくみになるかも知れません。

週間スワップ成績

週間運用成績(円)

バランスよく保有しておけば、ほぼ為替変動の影響を受けずにスワップを稼げますが、スプレッドが広いので最初に大きくマイナスとなります（時価：うまくいって1セットあたり9,500円くらいで、スワポで取り返すのにだいたいひと月かかります）。また、ルーブルの取引時間が短いのにも注意が必要です。