半分くらい戻す　　ロシアルーブルのスワップ成績（7月11日週）

ロシアルーブルの推移と成績　

7月11日週のユーロ/ロシアルーブルは下落して、ユーロ安ルーブル高（下げるほどルーブル高）となりました。上値を切り下げているものの、下値も切り上げていて、三角保ち合いとなっています。

6月後半には3月16日安値の86.50（青点線）を割ったので、下放れてルーブルの大幅高となるかと思いましたが、いったん逆に動いています。11日週は再びルーブル高となりユーロ/ルーブルは下落したものの、6月末の86割れから上昇した分の半分程度しか戻せていません。

7月11日週はルーブル高となり、週末の時点でのルーブルの運用全体の損益は前の週と比較して+150,520円の合計-115,865円となりました。再度のプラ転も間近です。

ルーブル運用全体の週間のスワップ額は、前週比で+4,013円の合計23,448円でした。ルーブル運用の週間の最高額となっています。だいぶ軌道に乗ってきたと思います。

保有中の高金利通貨は、これまで大きく上昇してきた上位の通貨が下落傾向で、伸び悩んでいた下位の通貨が上げる展開となっています。これまでゆっくりとリバランスして、高くなった通貨を決済し安くなっている通貨の保有数を増やしているので、通貨間の騰落の差が縮まると損益は改善方向に向かうはずです。

• 保有中の通貨と注目の通貨の52週の値動きを示しています。
• 対ユーロの通貨ペアは上下反転させています。

AXIORY：ユーロ/ロシアルーブル

ユーロ/ルーブルの売りを60,000通貨保有しています。

ルーブル高が進んで、前週比で評価損が9万円あまり減りました。前の２週間のマイナス分にはとどいていませんがまあまあの戻しとなっています。

週間合計のスワップは7,000円弱となり、高めの額を維持しています。政策金利引き上げの効果が出ているかもしれません。

週間スワップ推移

週間運用成績(円)

IG証券：ロシアルーブル３すくみ

ルーブル/円の売り・ユーロ/ルーブルの売り・ユーロ/円の買いの３すくみを目指して運用しています。それぞれの価値がだいたい同じになるように800,000通貨、10,000通貨、10,000通貨で1セットとする計画です。

現在はルーブル/円の売り4,800,000通貨（6セット分）ユーロ/ルーブルの売り90,000通貨（9セット分）ユーロ/円の買い50,000通貨（5セット分）を保有しています。

ルーブルの買いが多めで、ユーロの買いが少なめとなって偏りが出ていますが、ルーブルが上昇しユーロが下落したため含み損が減少しています。

合計のスワップ額が増加して16,000円を超えました。1日あたりも290円とかなり増えています。年率は約47％となっています。

長いことかかっていますが、売買を繰り返して評価損を少しずつ減らしています。スワップもだいぶ積み上がって合計損益も35万円あまりとなりました。差し当たり10セット完成を目指します。

週間スワップ成績

週間運用成績(円)

バランスよく保有しておけば、ほぼ為替変動の影響を受けずにスワップを稼げますが、スプレッドが広いので最初に大きくマイナスとなります。また、ルーブルの取引時間が短いのにも注意が必要です。