2月もじり高　　南アフリカランドのスワップ成績（1月23日週）

南アフリカランドの推移

ランド/円は年初から堅調で、3日の寄り付きの7.20から上昇傾向となって1月27日には7.57の今年の高値をつけました。南アフリカ準備銀行が1月27日に政策金利の引き上げを発表した後に下落して、1月23日週は7.38でクローズとなりました。

1月31日週のランド/円はじり高となって一時7.55まで戻していますが、2月4日の米雇用統計発表前にいくらか下げています。このところ資源価格は上昇傾向で、ランドには追い風となっているので、イベント通過後は再び上昇を期待しています。昨年11月末から上昇トレンド（青）も継続中で、6月と10月の高値を結んだライン（赤点線）を目指してもらいたいところです。

1月23日週のユーロ/ランドも政策金利発表までユーロ安ランド高（下に行くほどランド高）となって16.99まで下落し、わずかに下値支持線（赤点線）を割りましたが、南ア中銀の金利発表後に戻して17.37で週を終えています。

31日週の前半はユーロ安ランド高が進んで17.13まで下げますが、3日の欧州中央銀行（ECB）の政策理事会後の会見でラガルド総裁が年内の利上げの可能性を否定しなかったことからユーロが急騰したため、ユーロ/ランドも17.61まで急上昇しています。

これまで弱いユーロに助けられて、対円よりいい感じで推移していましたが、立場が逆転したようです。

AXIORY：ユーロ/南アフリカランド

ユーロ/ランドの売りを60,000通貨保有しています。

週間のスワップ額は増加して6,996円となり、年率は120%となっています。

合計の損益は前週比で12万ほどマイナスとなり、評価益はわずか１週で100万円割れました。

週間スワップ推移

• 年率は証拠金額をもとに計算していましたが（1日のスワップ×365日÷証拠金額）
  比較しづらいので、レバレッジをかけていない場合の年間の収益率を示せるよう
  保有金額をもとにしたものも加えました（右：1日のスワップ×365日÷保有金額）。
  保有金額はユーロ終値×10,000です。

週間運用成績(円)