米露首脳会談は平行線　　ロシアルーブルのスワップ成績（12月26日週）

みなさん新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。

昨年はトルコリラを除いて高金利通貨が好調で、政策金利を引き上げた国も多く、スワポ運用には追い風でした。おかげさまで、年間で3,627,679円のスワポを得ることができました。今年もガツガツとスワポを積みあげていきたいと思います。

米バイデン大統領と露プーチン大統領の電話会談が12月30日に行われたと報道されていますが、ウクライナ情勢を巡っては特に進展はなかった模様で、1月10日に予定される米露高官の対面協議に注目です。

12月26日週のユーロ/ルーブルは83.40で始まり、82.78までユーロ安ルーブル高（下に行くほどルーブル高）が進みましたが、その後はルーブル失速で85.44まで大きく上昇しています。

4月からの下落傾向となって順調にルーブル高となっていましたが、上値抵抗線（黒点線）を11月に上に抜け85.60の高値をつけています。その後はルーブルが復調するかに見えましたが、2021年の終値は85.10と11月高値に近づいています。

うまくダブルトップとなって再びルーブル高になるよう願っていますが、まだ予断を許さない状況なので、年明け以降のウクライナ情勢やエネルギー価格の動向などを見極めたいと思います。

12月26日週のルーブル運用の合計の損益は、前週比-204,602円の+851,435円となり、大幅マイナスとなってしまいました。

週間のスワップ額は爆減で前週比で-41,534円の合計9,806円となりました。年末恒例のIGのマイナススワップのダメージが大きいです。

年末で為替もスワポもちょっと荒れていますが、年明け以降は安定して欲しいところです。

ユーロ/ルーブルの売りを60,000通貨保有しています。

週間の合計のスワップは前週比で増加して10,062円となりました。1万円超えを維持していてスワポは好調です。10,000通貨あたりの1日平均では239円で、年率は174.9％となっています。

為替は大幅なルーブル安となっていて、合計の損益は前週比で-172,768円の-168,094円となりました。いい感じでプラス圏で推移していたのですが、年末に急ブレーキとなりました。年初からの回復に期待です。

週間スワップ推移

1日平均は10,000通貨の1日あたりのスワップ額です。
年率は実際にこの運用で入れている額をもとにした証拠金ベース(1日平均スワップ×365日÷10000 通貨あたりの証拠金：左)とレバレッジをかけていない場合の保有額ベース(1日平均スワップ×365日÷ユーロ円終値÷10,000：右)で示しています。

週間運用成績(円)

ルーブル/円の売り・ユーロ/ルーブルの売り・ユーロ/円の買いの３すくみで運用しています。それぞれの価値がだいたい同じになるように800,000通貨、10,000通貨、10,000通貨で1セットとして、12セット保有しています。

あまり為替の差損益は出ないはずなのですが、ルーブルの取引時間が早く終了するので、取引時間終了後のユーロ/円の動きで多少の誤差が出ます。また、週末のスプレッドも影響すると思います。

ユーロが上昇したので、前の週にユーロ/円の買いを10,000通貨決済したのですが、ユーロ高が進んでしまい評価損が増えています。

年末にルーブル/円の売りでスワップ逆転となり、週間の合計のスワップ額は-256円となってしまいました。ロシアの年始の休みが長く付与日数が約2週分に増えていますが、13日分のマイナススワップとなってかなりのダメージです。どうにか年初は戻って欲しいところです。

それでも、年間のスワップ額は90万円弱となり、だいぶ稼げました。

週間スワップ成績

週間運用成績(円)