7月CPIは低下  ロシアルーブルのスワップ成績(8月1日週)

ロシアルーブル

ロシアルーブルの推移と成績 

8月1日週のユーロ/ロシアルーブルは週初の86.82からユーロ安・ルーブル高が進み、86.36でクローズとなりました。もっとも安いところで86.26をつけています。目先は6月28日の年初来の安値の85.27を試すのではないかと思います。さらにもう一段のルーブル高に期待です。

ロシアの7月消費者物価指数(CPI)が発表され、前月比で予想が+0.4%のところ+0.3%となりました。前回の+7.0から低下しています。

 

8月1日週はルーブル高となり、週末の時点でのルーブルの運用全体の合計の損益は、前週比+54,538円の+97,183円となりました。かなり長いことマイナス圏で推移していましたが、3週ほどどうにかプラスを維持しています。

ルーブル運用全体の週間のスワップ額は、前週比で-2,662円の合計24,949円でした。前週がちょっと多すぎたので減額となっていますが、なかなかの稼ぎです。

 

週末に向けドル高、円高、ユーロ安となった感じでしょうか。クロス円の高金利通貨が下落しています。対ユーロで保有しているルピーとルーブルは堅調です。

  • 保有中の通貨と注目の通貨の52週の値動きを示しています。
  • 対ユーロの通貨ペアは上下反転させています。

AXIORY:ユーロ/ロシアルーブル

ユーロ/ルーブルの売りを60,000通貨保有しています。

ルーブルは少しずつですが上昇傾向で、4週連続で合計の損益が前週比でプラスとなっています。

週間合計のスワップは減少となりましたが、7000円超えです。このくらいのところで落ち着いてもらえると、かなりいい運用ができると思います。

週間スワップ推移

  通貨ペア 保有数
(証拠金額)
ユーロ円
終値
週間合計
スワップ
1日平均
スワップ
年率換算
収益率
8/1週 EUR/RUB 売60,000 (720,000円) 129.64 7,119円 169.50円 51.6%/5.2%
7/25週 EUR/RUB 売60,000 (720,000円) 130.18 7,829円 186.40円 56.7%/5.2%
7/18週 EUR/RUB 売60,000 (720,000円) 130.14 6,901円 164.31円 50.0%/4.6%
7/11週 EUR/RUB 売60,000 (720,000円) 130.02 6,966円 166.86円 50.4%/4.7%
7/4週 EUR/RUB 売60,000 (720,000円) 130.77 6,220円 148.10円 45.0%/4.1%
  • 1日平均は10,000通貨の1日あたりのスワップ額です。
  • 年率は証拠金ベース(1日平均スワップ×365日÷10000 通貨あたりの証拠金:左)と保有額ベース(1日平均スワップ×365日÷ユーロ円終値÷10,000:右)で示しています。

週間運用成績(円)

  通貨ペア 評価損益 累積SW 確定SW 確定損益 合計損益 前週比
8/1週 EUR/RUB -246,983 205,059 (8,382) -336,191 -378,115 +19,432
7/25週 EUR/RUB -259,296 197,940 (8,382) -336,191 -397,547 +9,372
7/18週 EUR/RUB -260,839 190,111 (8,382) -336,191 -406,919 +59,369
7/11週 EUR/RUB -313,307 183,210 (8,382) -336,191 -466,288 +91,468
7/4週 EUR/RUB -397,809 176,244 (8,382) -336,191 -557,756 -121,620

IG証券:ロシアルーブル3すくみ

ルーブル/円の売り・ユーロ/ルーブルの売り・ユーロ/円の買いの3すくみを目指して運用しています。それぞれの価値がだいたい同じになるように800,000通貨、10,000通貨、10,000通貨で1セットとする計画です。

現在はルーブル/円の売り5,600,000通貨(7セット分)ユーロ/ルーブルの売り90,000通貨(9セット分)を保有し、ユーロ/円の買いは10,000通貨買い増しして、70,000通貨(7セット分)としています。

ユーロ売りルーブル買いのポジションが多めとなっていて、ルーブルが上昇すると含み損が減るようになっています。8/1週は1万7000円ほど評価損が減少しています。

もしもう少しルーブルが上昇する場面があれば、ルーブル/円とユーロ/円をそれぞれ2セット分増やして、3すくみを完成させる予定です。

合計のスワップ額は前の週から減少して、17,830円となりました。前の週はちょっと増えすぎだったので、減るのも仕方ないです。年率換算の収益率も50%を割って、46%ほどとなりました。

週間スワップ成績

  通貨ペア 保有数
(証拠金額)
週間合計
スワップ
付与
日数
1日平均
スワップ
年率換算
8/1週 RUB/JPY 売5,600,000 6,720円  8 105.00円  
EUR/RUB 売90,000 12,852円   204.00円  
EUR/JPY 買60,000→70,000 -1,212円 8 -22.44円  
差引 (1,600,000円) 17,830円   286.56円 46.4%
7/25週 RUB/JPY 売4,800,000→5,600,000 6,720円   160.00円  
EUR/RUB 売90,000 14,274円   226.57円  
EUR/JPY 買60,000 -1,212円   -28.86円  
差引 (1,400,000円) 19,782円   357.71円 58.0%
7/18週 RUB/JPY 売4,800,000 4,320円   102.86円  
EUR/RUB 売90,000 12,114円   192.29円  
EUR/JPY 買50,000→60,000 -896円   -24.89円  
差引 (1,400,000円) 15,538円   270.26円 43.8%
7/11週 RUB/JPY 売4,800,000 5,280円   125.71円  
EUR/RUB 売90,000 12,258円   194.57円  
EUR/JPY 買60,000→50,000 -1,056円   -29.33円  
差引 (1,400,000円) 16,482円   290.95円 47.2%
7/4週 RUB/JPY 売5,600,000→4,800,000 4,640円 6 105.45円  
EUR/RUB 売80,000→90,000 9,539円 6 187.04円  
EUR/JPY 買40,000→60,000 -964円   -29.21円  
差引 (1,400,000円) 13,215円   263.28円 42.7%
  • 1日平均のスワップ額は、1セットの1日平均のスワップ額です。付与額を付与日数で割って算出しています。付与日数が7日でない場合は日数を記入してます。1セットの年率は証拠金225,000円で計算しています。

週間運用成績(円)

  通貨ペア 評価損益 累積SW 確定損益 合計損益 前週比
8/1週 RUB/JPY -24,900 107,363 77,095 159,558  
EUR/RUB -224,024 438,002 30,441 244,419  
EUR/JPY 68,380 -20,104 23,045 71,321  
  -180,544 525,261 130,581 475,298 +35,106
7/25週 RUB/JPY -24,900 100,643 77,095 152,838  
EUR/RUB -269,700 425,420 30,441 186,161  
EUR/JPY 96,780 -18,632 23,045 101,193  
  -197,820 507,431 130,581 440,192 +23,960
7/18週 RUB/JPY -4,900 93,923 77,095 166,118  
EUR/RUB -291,178 411,146 30,441 150,409  
EUR/JPY 94,080 -17,420 23,045 99,705  
  -201,998 487,649 130,581 416,232 +65,809
7/11週 RUB/JPY 43,100 89,603 77,095 209,798  
EUR/RUB -363,849 399,032 30,441 65,624  
EUR/JPY 69,200 -16,524 22,325 75,001  
  -251,549 472,111 129,861 350,423 +59,052
7/4週 RUB/JPY 76,700 84,323 77,095 238,118  
EUR/RUB -482,029 386,774 30,441 -64,814  
EUR/JPY 111,210 -15,468 22,325 118,067  
  -294,119 455,629 129,861 291,371 +19,990

バランスよく保有しておけば、ほぼ為替変動の影響を受けずにスワップを稼げますが、スプレッドが広いので最初に大きくマイナスとなります。また、ルーブルの取引時間が短いのにも注意が必要です。

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