保ち合い煮詰まりで小動き　　ロシアルーブルのスワップ成績（8月8日週）

ロシアルーブルの推移と成績　

8月8日週のユーロ/ロシアルーブルは86.1から86.8の狭い動きで、三角保ち合いが煮詰まってきています。まだ86.0を割っていないので気が早いかもしれませんが、来週あたり下抜けしないかと期待しています。下値は6月28日の年初来の安値85.27です。

原油は少し値を下げてきていますがOPEC+は段階的に減産を縮小する方向で、ロシアの歳入増加が見込まれます。また、ロシアの政策金利は連続引き上げとなっているので、ルーブルにとってだいぶいい状況になっていると思います。

 

8月8日週は週間でわずかにルーブル高となり、運用全体の合計の損益は前週比+42,297円の+139,480円となりました。順調に増加を続けています。

ルーブル運用全体の週間のスワップ額は、前週比で+1,279円の合計26,228円でした。

週末に向け円高が進み、クロス円の高金利通貨は軒並み下落しました。対ユーロで保有しているルピーとルーブルは粘っています。

• 保有中の通貨と注目の通貨の52週の値動きを示しています。
• 対ユーロの通貨ペアは上下反転させています。

AXIORY：ユーロ/ロシアルーブル

ユーロ/ルーブルの売りを60,000通貨保有しています。

ルーブル高が継続し、5週連続で合計の損益が前週比でプラスとなっていて、直近はかなり成績がよくなっています。

週間合計のスワップは微増となって、年率50％キープです。

為替もスワップもいいところで落ち着いてきた感じがします。このまま継続して欲しいものです。

週間スワップ推移

週間運用成績(円)

IG証券：ロシアルーブル３すくみ

ルーブル/円の売り・ユーロ/ルーブルの売り・ユーロ/円の買いの３すくみを目指して運用しています。それぞれの価値がだいたい同じになるように800,000通貨、10,000通貨、10,000通貨で1セットとする計画です。

現在はルーブル/円の売り5,600,000通貨（7セット分）ユーロ/ルーブルの売り90,000通貨（9セット分）ユーロ/円の買い70,000通貨（7セット分）を保有しています。

ユーロ売りルーブル買いのポジションが2セット分多めとなっていて、ルーブルが上昇すると含み損が減るようになっています。あまり動かなかったですが、8/8週は2,334円ほど評価損が減少しました。目先はルーブル高予想なので、上昇を待ってルーブル/円とユーロ/円をそれぞれ2セット分増やして、3すくみを完成させる予定です。

合計のスワップ額は付与日数が減少したにもかかわらず、前の週から増加して18,878円となりました。1セットあたりの1日のスワップ額は343円余りで、年率換算の収益率も50％を超えています。

週間スワップ成績

週間運用成績(円)

バランスよく保有しておけば、ほぼ為替変動の影響を受けずにスワップを稼げますが、スプレッドが広いので最初に大きくマイナスとなります。また、ルーブルの取引時間が短いのにも注意が必要です。