ルーブルは対ユーロで年初来高値　ロシアルーブルのスワップ成績（9月12日週）

ロシアルーブルの推移と成績　

9月12日週のユーロ/ロシアルーブルは大きく下落してユーロ安ルーブル高が進み（下に行くほどルーブル高）ルーブルは対ユーロで年初来の高値を更新して、85.07をつけました。週末に向けてはいくらか押し戻されてしまい85.49で終了となっています。対円では年初来高値の1.536までもう少しの1.517まで上昇しています。

ロシアの政策金利の５回連続引き上げも効いてルーブル高となっていると思われますが、コロナ前の水準と比べるとまだまだルーブル安なので、さらにルーブルが上昇する余地はあると見ています。

 

9月12日週のルーブル運用の合計の損益は、前週比+124,519円の+401,308円となりました。ルーブル高で利益が大幅に伸びています。

週間のスワップ額は前週比で+6,499円の合計34,240円でした。日本の休日で付与日数が増えたこともあって、週間の合計で運用開始以来最高額となりました。これは高金利7通貨での運用全体のスワップの合計の約40%で、現在のところルーブルが運用の柱となっています。

 

高金利通貨は軟調で、対円ではほとんどが週間で下落となりましたが、ルーブルはプラスとなっています。インドルピーと中国人民元はマイナス幅はわずかで、ほぼ横ばいでした。

南アフリカランド、トルコリラ、メキシコペソの３兄弟はそろって下落となっていますが、なかでもランドの下落率が大きくなっています。

実際の運用ではルーブル、ルピー、ランドは対ユーロで保有していて、ユーロ安のおかげで対円よりパフォーマンスは良くなっています。通貨ペアの分散と両建てで運用全体でのマイナスはかなり抑えられていると思います。

AXIORY：ユーロ/ロシアルーブル

ユーロ/ルーブルの売りを60,000通貨保有しています。

週間の合計のスワップは増加が継続して、1日平均が再び190円台にのっています。年率も140％超えとなって順調です。

ルーブルは大幅高で、スワップとの合計で前週比8万円あまりのプラスとなりました。評価損もだいぶ減ってきています。

週間スワップ推移

週間運用成績(円)

IG証券：ロシアルーブル３すくみ

ルーブル/円の売り・ユーロ/ルーブルの売り・ユーロ/円の買いの３すくみを目指して運用しています。それぞれの価値がだいたい同じになるように800,000通貨、10,000通貨、10,000通貨で1セットとする計画です。

3すくみで運用開始以来1年半以上経ちますが、やっと10セット分のポジションを建てることができました。来週以降は為替の影響とスワポの収益率がどの程度になるかを検証していきたいと思います。

9月12日週の合計のスワップ額は円がらみの通貨ペアで付与日数が8日となったので、前の週から大幅に増加して26,160円となりましたが、1日あたりでも増加となっています。1セットあたりの証拠金額を切り詰めて年率換算の収益率は65％まで上昇しました。

だいたい20万円くらいで1セットポジれるので、スワポが貯まれば複利を狙っていきたいですが、安全性のために維持率も高めたいところです。累積のスワポ額が40万円増すごとに1セット加えていくくらいのペースを目指します。

週間スワップ成績

週間運用成績(円)

バランスよく保有しておけば、ほぼ為替変動の影響を受けずにスワップを稼げますが、スプレッドが広いので最初に大きくマイナスとなります。また、ルーブルの取引時間が短いのにも注意が必要です。