人民銀が貸出金利を小幅引き下げ　　中国人民元のスワップ成績（12月12日週）

先週は中銀ウィークで、各国がインフレ対策で政策金利を引き上げましたが、景気の減速を受けて中国人民銀行は20日に最優遇貸出金利を0.05%引き下げて3.80%としました。

12月12日の人民元/円は、17.77で始まり週半ばに17.91まで上昇しましたが、週末に向け17.72の週の安値をつけて17.80でクローズとなりました。

11月9日につけた直近の安値17.63と25日の高値の18.06の間での推移が続いていますが、さらに狭い値動きで膠着気味となっています。

利下げが継続すれば、もしかすると来年には人民元安となる可能性もあるかもしれません。機会があればポジションを増やしたいと思っていますが、スワップ額が低いのでどの程度持つべきか迷います。

昨日はトルコリラが大暴れしましたが、年初からの下落を考えるとまだまだ戻せていません。それでも12月に下げた分を1日で取り戻しています。

メキシコペソや南アフリカランドもオミクロンショックから回復中で順調に上昇しています。

人民元は年初来の騰落でトップを維持しています。

人民元は買いポジションを200,000通貨保有しています。

12月12日週のスワップは週間の合計で大幅に減少して256円となりました。だいたいは国内の業者より高いスワップとなっていたのですが、先週はちょっと少なすぎでした。増減が激しく不安定な感じもするので、国内業者でもポジションを持って平均化するのことも検討しています。

合計の損益は小幅人民元高で前週比で4,456円のプラスとなりました。

週間スワップ推移

1日平均は100,000通貨の1日あたりのスワップ額です。
年率は証拠金ベース(1日平均スワップ×365日÷100,000 通貨あたりの証拠金：左)と保有額ベース(1日平均スワップ×365日÷終値÷100,000：右)で示しています。

週間運用成績(円)