上昇も緩慢な動き　　南アフリカランドのスワップ成績（12月12日週）

12月12日週のランド/円は前半軟調で週初の7.10から週の安値の7.00まで下落しましたが、週後半には上昇に転じて7.17まで上昇しました。

11月26日の安値の6.90から上昇傾向が続いていますが、8日の高値の7.26よりも下で推移しており、緩慢な動きが続いています。19日週に入って7.21まで上昇しましたが、順調に値を伸ばしているメキシコペソと比較すると見劣りします。

12月15日発表の11月消費者物価指数は前年比で予想5.4%のところ5.5%となり、前回の5.0%も上回りました。

ユーロ/ランドはコロナショックののちダブルトップをつけて、2020年8月からユーロ安ランド高（下に行くほどランド高）となって6月7日に16.29の安値をつけましたが、その後は反転してユーロ高ランド安となり、11月26日に3月高値とほぼ同じ18.47（青点線）まで上昇しました。

12月12日週のユーロ/ランドは寄り付きの18.07からユーロ高ランド安となって18.29まで上昇しましたが、その後下落に転じて17.80をつけています。ユーロが少し強くなって伸び悩みとなっていますが、19日週も18.0割れで推移していて一時17.74までユーロ安ランド高となっています。

ユーロ/ランドの売りを60,000通貨保有しています。

合計の損益は11月末のランド急落からはだいぶ回復してきています。12日週は前週比で8万7千円あまりのプラスとなりました。

週間のスワップ額は増加して、7,158円となっています。年率も100%超えを継続中です。

週間スワップ推移

年率は証拠金額をもとに計算していましたが（1日のスワップ×365日÷証拠金額）
比較しづらいので、レバレッジをかけていない場合の年間の収益率を示せるよう
保有金額をもとにしたものも加えました（右：1日のスワップ×365日÷保有金額）。
保有金額はユーロ終値×10,000です。

週間運用成績(円)