ウクライナ侵攻で下落も底堅い　　南アフリカランドのスワップ成績（2月13日週）

2月13日週の南アフリカランド/円は7.58で始まり、7.71まで上昇して昨年6月と10月の高値を結んだ長期の上値抵抗線（赤点線）に接近しましたが、伸び悩んで上値を試すことなく下落に転じ7.59でクローズとなりました。

20日週にはウクライナ情勢の悪化とともに下落に転じ、ロシアの侵攻が報じられて一時は7.43をつけましたが、昨年11月末から上昇トレンド（青）の下限で支えられ底堅い動きを見せて7.55まで戻しています。下落は今のところ限定的で、上昇トレンドも継続しています。

南アフリカランドの上昇は商品価格の上昇に支えられた部分も大きいと思いますが、ロシアのウクライナ侵攻ののち金やプラチナなどは下落していて、今後の動きは読みにくくなっています。

2月13日週のユーロ/ランドは始値の17.23からおおむねユーロ安ランド高（下に行くほどランド高）となって、16.96まで下落しました。20日週に入ると17.0あたりで下げ渋り、ロシアのウクライナ侵攻で17.33まで上昇しますが、戻して17.07付近で推移しています。

ランド安となりましたが、同時にユーロ安も進み、結果的に対ユーロでは変動が小さめになりました。

ユーロ/ランドの売りを60,000通貨保有しています。

週間のスワップ額は減少して4,272円となり、年率は74%でした。

評価益は100万を維持して、合計の損益も前週比で7万ほどプラスの141万あまりとなっています。

スワップは減少が続いていますが、為替でプラスとなって補うかたちになっています。

週間スワップ推移

年率は証拠金額をもとに計算していましたが（1日のスワップ×365日÷証拠金額）
比較しづらいので、レバレッジをかけていない場合の年間の収益率を示せるよう
保有金額をもとにしたものも加えました（右：1日のスワップ×365日÷保有金額）。
保有金額はユーロ終値×10,000です。

週間運用成績(円)