堅調で昨年10月以来の高値　　南アフリカランドのスワップ成績（1月30日週）

1月31日週の南アフリカランド/円は堅調に推移して、寄り付きの7.39から一時7.55まで上昇しますが、2月4日の米雇用統計発表前から下落を始めて7.42をつけ、週間ではほぼ往って来いとなりました。

2月6日週に入ると週初に7.39の安値をつけたのちは反転して、10日には7.73まで上昇し昨年10月26日以来の高値をつけています。

かなり勢い余って、昨年11月末から上昇トレンド（青）の上限を突き抜けましたが、上ヒゲとなって戻ってきています。6月と10月の高値を結んだ長期の上値抵抗線（赤点線）にも接近してきました。このまま勢いを保って抵抗線を試しにいって欲しいと思います。

1月30日週のユーロ/ランドは週初堅調で、始値の17.40から17.13までユーロ安ランド高（下に行くほどランド高）となりましたが、後半には2月3日の欧州中央銀行（ECB）の政策理事会後ユーロが急騰して17.76まで上昇しました。

2月6日週に入ると再びユーロ安ランド高となって17.78の週の高値から17.18まで下落して、下値支持線（赤点線）近づいてきました。

ユーロの動きが大きくなって、対ユーロのランドもチョッピーな動きとなっていますが、強いユーロに負けない強さを見せています。

ユーロ/ランドの売りを60,000通貨保有しています。

週間のスワップ額は減少して5,490円となり、年率は100%割れとなりました。

合計の損益は2週連続で前週比で12万ほどマイナスとなっています。それでも先週末からはだいぶランドがあげているので、今週の分は期待できるかと思います。

昨年までは対ユーロで高金利通貨を保有するのが安定してましたが、このところは市場金利も為替相場も動きが大きくなっている感じです。

週間スワップ推移

年率は証拠金額をもとに計算していましたが（1日のスワップ×365日÷証拠金額）
比較しづらいので、レバレッジをかけていない場合の年間の収益率を示せるよう
保有金額をもとにしたものも加えました（右：1日のスワップ×365日÷保有金額）。
保有金額はユーロ終値×10,000です。

週間運用成績(円)