対ユーロではランド高　　南アフリカランドのスワップ成績（2月20日週）

南アフリカランド/円はウクライナ情勢に影響されていますが、そこそこ値を保っています。ロシアリスクとコモディティ価格の上昇との綱引きになっている感じです。

2月20日週の南アフリカランド/円は7.59で始まり、週の半ばには7.69まで上昇しますがその後に7.42まで下落し、7.61で終了しました。27日週に入ると頭を押さえられて3月2日には7.39まで下落しています。

昨年6月と10月の高値を結んだ長期の上値抵抗線（赤点線）に接近しましたが、下落に転じて昨年11月末から上昇トレンド（青）の下限を試しています。

2月20日週のユーロ/ランド17.11で始まりましたが、横ばいが続き高値の17.33と安値の16.97の間の推移となりました。2月27日週はユーロ安ランド高（下に行くほどランド高）となって、16.74まで下落しています。

対円ではランド安となっていますが、ユーロ/ランドはユーロ安が大きく進んだため下値支持線（赤点線）を下放れ、けっこうなユーロ安ランド高となっています。

ユーロ/ランドの売りを60,000通貨保有していましたが、10,000通貨を利確しました。114,481円の為替差益と94,943円のスワップポイントの合計209,424円の利益となりました。

週間のスワップ額は増加して4,727円となり、年率は86%でした。

利確した分が減ったので、評価益は100万を割りましたが、合計の損益は前週比で2万ほどプラスとなっています。

週間スワップ推移

年率は証拠金額をもとに計算していましたが（1日のスワップ×365日÷証拠金額）
比較しづらいので、レバレッジをかけていない場合の年間の収益率を示せるよう
保有金額をもとにしたものも加えました（右：1日のスワップ×365日÷保有金額）。
保有金額はユーロ終値×10,000です。

週間運用成績(円)