8月生産者物価指数は16.60%　　南アフリカランドのスワップ成績（9月18日週）

みなさんこんにちは。高金利通貨に分散投資する形でスワポ運用を行っています。

9月22日に南アフリカ中銀は政策金利を0.75%引き上げて6.25%としました。もう少し南アランドに追い風となるかと思いましたが、その後もさえない動きが続いています。

29日発表の8月生産者物価指数は前年比で予想17.60%のところ16.60%となりました。前回18.00%から鈍化しています。前の週に発表された8月消費者物価指数は7.6％でどちらも比較的低めなのではないかと思いますが、それでも政策金利を上回っています。

30日発表の8月貿易収支は予想237億ランドのところ72億ランドとなりました。前回の248億ランドより黒字が減少しています。貿易収支の悪化がランドが伸びない原因のひとつかも知れません。

9月18日週のランド/円は8.17ではじまり、週初は8.1を挟んで横ばいとなったのち利上げ前に8.25まで上昇しましたが、日銀介入で下落となって7.96の安値をつけました。25日週は8.0を挟んで膠着していて、安値の7.93と高値の8.09の間で小動きです。

利上げ後に日銀の介入が入り値を消した後、上昇できていません。このまま行くと２度跳ね返されている7.86あたり（赤点線）を試す可能性もありそうです。

9月18日週のユーロ/ランドは17.633で始まり、ユーロ高ランド安（上に行くほどランド安）となって17.769をつけますが、その後はランドが戻して17.245をつけています。

25日週に入って17.207まで下落しましたが、反転して再度ユーロ高ランド安となって17.688まで上昇しています。

南アフリカの政策金利引き上げ後にユーロ安ランド高となりましたが長続きせず、ユーロ/ランドは上昇トレンド継続となっています。

ユーロ/ランドの売りを50,000通貨保有しています。

9月18日週の週間のスワップ額は前週比で増加して5,250円となりました。10,000通貨の1日あたりのスワップポイントは150円で、レバなしで年率3.9%でした。利上げが反映されたのかわかりませんが、そこそこ増加して、開始以来の累積額が70万円に到達しました。

合計の損益は前週比で+95,247円となりました。3週連続で減少していましたが、少し回復しています。

週間スワップ推移

年率は証拠金額をもとに計算していましたが（1日のスワップ×365日÷証拠金額）
比較しづらいので、レバレッジをかけていない場合の年間の収益率を示せるように
ポジションの金額をもとにしたものも加えました（右：1日のスワップ×365日÷ポジ金額）。
ポジションの金額はユーロ終値×10,000です。

週間運用成績(円)