下値切り上げ　南アフリカランドのスワップ成績（4月24日週）

みなさんこんにちは。高金利通貨に分散投資する形でスワップ運用を行っています。

資源価格の高騰で南アフリカランドなど資源国通貨は4月まで好調でした。南アフリカランド/円はコロナショックで下落した分も取り戻して高値圏にあります。

一方で、現在の南アフリカの政策金利は4.25%で、他国が大幅に利上げに傾く中ではそれほど高くなくなっています。また、インフレ率は5.9%となっていて実質金利もマイナスです。

ランド/円は4月19日にコロナ後の高値の8.74をつけますが、天井を打って急落し24日週に入ると27日には7.99の安値をつけました。いったんは下げ止まって、一時は8.27まで値を戻しています。

5月1日週も下値を切り上げる展開で8.37まで上昇しますが、戻りが鈍く8.06まで下落したのち8.17付近で推移しています。

4月24日週のユーロ/ランドは15.81で始まり、15.75までユーロ安ランド高（下に行くほどランド高）となったものの、反転して16.95まで反騰しました。25日週に入ると下落となり16.67まで下げています。

南アランドは対円でも対ユーロでも急落となり、上昇の巻き戻しが入っています。4月13日の安値の16.65からの上昇率は8.27%に及んでいます。それなりの調整が入っているようですが、まだ利上げサイクルの途中なので、もう一度高値にトライするような動きとなるかに注目しています。

ユーロ/ランドの売りを50,000通貨保有しています。

週間のスワップ額は急増して、5,600円となりました。10,000通貨あたりの1日のスワップポイントは160円で、年率は116%と大きく回復しました。もう少し高値安定して欲しいですね。

合計の損益は前週比で23,991円のプラスとなりましたが、前週の大きなマイナスを補えていません。

週間スワップ推移

年率は証拠金額をもとに計算していましたが（1日のスワップ×365日÷証拠金額）
比較しづらいので、レバレッジをかけていない場合の年間の収益率を示せるよう
保有金額をもとにしたものも加えました（右：1日のスワップ×365日÷保有金額）。
保有金額はユーロ終値×10,000です。

週間運用成績(円)