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反発でコロナ後高値更新! 中国人民元のスワップ成績(9月19日週)

人民元

 

人民元/円は2020年3月にコロナショックの底をつけてから順調に上昇を続けていましたが、 今年の5-7月にダブルトップ形成(黒点線)で調整となりました。下値は16.8あたり(赤点線)が硬く6回ほど跳ね返されて反発となっています

9月19日週は16.83を安値に反発となり、17.14まで急騰しました。26日週に入っても上昇を続けて、コロナ後高値をわずかに更新する17.29まで値を伸ばしています。

ドル高の期待もあるので、今後も人民元上昇の可能性が高いと考えています。

下のチャートで2020年の年初からのパフォーマンスを見ると、最もパフォーマンスが良かったのは中国人民元/円で、以下インドルピー、メキシコペソ、南アフリカランド、ロシアルーブル、ブラジルレアル、トルコリラとなっています。

コロナショックでもほとんど下げずに、その後上昇を続けていて唯一プラスとなっているので、安定性と為替の上昇率で選ぶなら人民元だったともいえます。下のスワップ成績でわかるように100円弱ついて年2.0%なので、年率では他の高金利通貨の4割くらいとなっていますが、あまり下げないのでレバを高めにかけて補っています。

インドルピー/円もコロナショックでの下落は小さく安定しています。2020年の年初と比較してほぼ同じ水準にいます。対円でスワップがもらえる業者がないので、ユーロ/ルピーで運用しています。

ペソとランドは大きく下げて2020年4月に底をつけた後に戻しています。ガチホールドではなく売買をして為替差益もとるつもりなら、多少変動が大きいのでいいかもしれません。いずれにせよ、どこかで大きく下げるのは避けられないと思うので、高値ではポジションを取りたくありません。

ランドとペソはかなり上昇したのでポジションを減らして、リバランスしてまだ上昇余地のありそうなルーブルに比重を移しています。政策金利引き上げもあってルーブルはこのところ堅調で、コロナショック後の高値はまだ超えていませんが、年初来の高値をとってきています。

人民元/円

人民元は買いポジションを200,000通貨保有しています。

スワップは減少が続いていましたが、19日週は回復して1,344円となりました。100,000通貨の1日あたりの額は96円となっています。

為替でも19日週には17.0を回復し好調で、前週比30,000円あまりのプラスとなりました。通貨バスケット制が効いていて、ドル高に釣られての上昇と思います。米金利上昇でドル高となると下げる高金利通貨が多いので、ドルと連動性の高い人民元の分散効果は高いはずです。

週間スワップ推移

 口座保有数証拠金額終値合計SW1日平均SW年率換算
9/19週TITAN買200,00070,000円17.099
1,344円
96.00円100.1%/2.0%
9/12週TITAN買200,00070,000円16.954848円60.57円63.1%/1.4%
9/5週TITAN買200,00070,000円17.015854円61.00円63.6%/1.3%
8/29週TITAN買200,00070,000円16.9971,380円98.57円102.8%/2.1%
8/22週TITAN買200,00070,000円16.9581,470円105.00円109.5%/2.3%
  • 1日平均は100,000通貨の1日あたりのスワップ額です。
  • 年率は証拠金ベース(1日平均スワップ×365日÷100,000 通貨あたりの証拠金:左)と保有額ベース(1日平均スワップ×365日÷終値÷100,000:右)で示しています。

週間運用成績(円)

 口座通貨ペア評価損益累積SW確定SW確定損益合計損益前週比
9/19週TITANCNH/JPY39,20019,825(10,314)60,400119,425+30,344
9/12週TITANCNH/JPY10,20018,481(10,314)60,40089,081-11,352
9/5週TITANCNH/JPY22,40017,633(10,314)60,400100,433+4,454
8/29週TITANCNH/JPY18,80016,779(10,314)60,40095,979+9,240
8/22週TITANCNH/JPY11,00015,399(10,314)60,40086,739+19,195

 

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