メキシコペソや南アフリカランドを決済して利益が出たので、資金を移して、変動幅がコントロールされていて安定している中華系通貨ペアでの運用を始ました。
人民元/円は取引できるアジアの通貨の中ではインドルピーの次に金利が高く、対円でも動きが小さくなってるので、スワップ運用にむいていると考えて、ポジションを持つことにしました。また、米ドル/円の売りと香港ドル/円の買いとを建てて、ペッグ通貨の仮想米ドル/香港ドルで運用します。米ドル/香港ドル運用は過去にも挑戦していましたが、相性が悪く何度も失敗しているのでリベンジです。
人民元/円は10万通貨で1日70円のスワップがついているので、このままならば年換算の収益率30%程度になります。一方で米ドル/円の売り1万通貨と香港ドル/円の買い7.8万通貨では、現在のところ差し引き1日30円のスワップになり、収益率10%程度です。両方合わせて目標の年20%を達成できるか検証していきたいと思います。
人民元が上昇して、運用開始以来の損益の合計は+53,116円となりました。香港ドルは週の途中からの保有なのでちょっと額が少なくなってますが、週間のスワップ額は636円となり、年換算の収益率は18.4%でした。週間フルで保有していたとして、20.3%程度となるのでギリギリいけるかというところです。
- 保有中の通貨と注目の通貨の年初からの値動きを示しています。
- クロス円の通貨ペア以外は上下反転させています。
人民元/円は年初からの高値と安値の差が率にして10.38%です。これは南アフリカランド/円の 33.87%やメキシコペソ/円の36.12%の3分の1以下です。変動が小さければ証拠金額が少なくて済むので、スワップが少なくてもそれなりの収益率となるはずです。
香港ドルは米ドルにペッグされていて、変動幅が管理されているので、米ドル/香港ドルの年初からの最大幅はさらに小さい0.63%です。
為替レートの管理制度が変更となる可能性もないことはないので、注意しながらの運用です。
人民元/円
ちょっと前に人民元/円のポジションを建てたのですが、報告なしにひと月以上経っていました。国慶節にかかってしまい、最初の週はスワップが入ってきませんでした。70円つけばまあまあの運用ができると思います。
今週は元がかなり上昇してしまい、利益は出ていますが、ポジションを増やせない感じになってきました。機会を見てゆっくりと増やして行こうかと思います。
週間スワップ推移
通貨ペア | 保有数 | 証拠金額 | 終値 | 合計SW | 1日平均SW | 年率換算 | |
11/8週 | CNH/JPY | 買100,000 | 80,000円 | 15.849 | 420円 | 70.00円 | 31.9%/1.6% |
11/1週 | CNH/JPY | 買100,000 | 80,000円 | 15.677 | 490円 | 70.00円 | 31.9%/1.6% |
10/25週 | CNH/JPY | 買100,000 | 80,000円 | 15.627 | 400円 | 57.14円 | 26.1%/1.3% |
10/18週 | CNH/JPY | 買100,000 | 80,000円 | 15.703 | 440円 | 62.86円 | 26.1%/1.5% |
10/11週 | CNH/JPY | 買100,000 | 80,000円 | 15.737 | 490円 | 70.00円 | 31.9%/1.6% |
10/4週 | CNH/JPY | 買100,000 | 80,000円 | 15.787 | 70円 | 70.00円 | 31.9%/1.6% |
週間運用成績(円)
通貨ペア | 評価損益 | 累積SW | 確定SW | 確定損益 | 合計損益 | 前週比 | |
11/8週 | CNH/JPY | 34,700 | 2,310 | 37,010 | +17,620 | ||
11/1週 | CNH/JPY | 17,500 | 1,890 | 19,390 | +5,490 | ||
10/25週 | CNH/JPY | 12,500 | 1,400 | 13,900 | -7,200 | ||
10/18週 | CNH/JPY | 20,100 | 1,000 | 21,100 | -3,500 | ||
10/11週 | CNH/JPY | 23,500 | 560 | 24,600 | -3,970 | ||
10/4週 | CNH/JPY | 28,500 | 70 | 28,570 | +18,970 | ||
9/27週 | CNH/JPY | 9,600 | 0 | 9,600 | — |
LIGHT FX: 米ドル/円・香港ドル/円
米ドル/円の売り1万通貨と香港ドル/円の買い7.8万通貨を1セットとして、仮想米ドル/香港ドルでの運用を始ました。香港ドルは米ドルにペッグされているのでほとんど変動の影響なくスワップを稼げるはずです。
週間で為替が大きく上下したので、売り買いのタイミングをずらして香港ドルが下がったところで買いを入れ、米ドルが上がったところで売りを建てることができ、16,000円ほどプラスでスタートできました。
前回挑戦した時は各社ともスワップ額の増減が大きく、すぐに逆ざやとなってしまい、うまく行きませんでした。今回も年10%程度で、それほどいい収益とはならなそうですが、変動の小ささを考慮した場合に有利となるか検証していきたいと思います。
週間スワップ推移
通貨ペア | 保有数 | 投資金額 | 合計SW | 1日平均SW | 年率換算 | |
11/8週 | USD/JPY | 売10,000 | -18円 | -9.00円 | ||
HKD/JPY | 買78,000 | 234円 | 39.00円 | |||
差引 | 100,000円 | 216円 | 30.00円 | 11.0% |
週間運用成績(円)
通貨ペア | 評価損益 | 累積SW | 確定損益 | 合計損益 | 前週比 | |
11/8週 | USD/JPY | 6,530 | -18 | 6,512 | ||
HKD/JPY | 9,360 | 234 | 9,594 | |||
差引 | 15,890 | 216 | 16,106 | — |
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