またも原油次第　ロシアルーブルのスワップ成績（4月5日週）

前の週に産油国であるロシアとサウジアラビアの減産合意期待で原油が値を上げ、ロシアルーブルも連れ高しました。その後も木・金曜日にOPEC+で合意があったようでルーブルは上昇を続けています。ユーロ/ロシアルーブルはダブルトップをつけて順調に下がっています。

どこまでも下がって欲しいですが、原油の動きにつられているので、今後も原油の動きから目を離せません。

月初にユーロ/ルーブルの売りとユーロ/スイスフランの買いの組み合わせはロスカットにあいましたが、リベンジを狙ってユーロ/ルーブルのみ再エントリーしています。ルーブルの上昇を狙ってポジションをさらに増やしました。また、IG証券の取引では早くもプラ転しました。

スワップも回復傾向なのでこのままホールドでいきたいですが、原油がいまいち伸びてないのでちょっと心配です。

AXIORY：ユーロ/ロシアルーブル

3/31にユーロ/ロシアルーブルの売りで再エントリーしてから原油協調減産の波に乗って評価益を伸ばしています。OPEC+で話し合いがまとまればルーブルが上がると期待して10,000通貨ポジションを増やしましたが、その後は伸びていません。あせって飛びついていいことはありません。

10,000通貨の1日あたりのスワップ額は153円と平常時とあまり変わらなくなりました。とりあえずは安心できました。

ロスカットされるまではスイスフランと組み合わせていましたが、これは昨年の変動幅が小さかったためです。【参照：2020年ロシアルーブル運用方針の変更】しかしながら、暴落相場ではほとんど意味がなかったので現在は他の選択肢を検討中です。

今回の下落では、原油価格の下落も引き金になっていたこともあり、産油国の通貨であるノルウェークローネと相性がよかったようです。上のチャートでも年初からのノルウェークローネ/ロシアルーブルの下落（-4.1％）はユーロ/ルーブル（-15.6％）の３分の1程度で済んでいて、なんと一時はプラスになっています。もう少し戻したらユーロ/ノルウェークローネを買って効果を検証したいと思っています。

ロスカットでスワップも含めて資金がなくなってしまったので、成績の記録では一度リセットして０からスタートです。損失は引き継いで確定損として計上してます。

IG証券：ロシアルーブル/円・ユーロ/ロシアルーブル・ポーランドズロチ/円　

スワップがプラスとなる3つの通貨ペアを組み合わせて、為替変動の影響を抑えてスワップを稼ぐプランです。評価損が大きく出ていたので、前の週にナンピンしてユーロ/ロシアルーブルの売りと、ポーランドズロチ/円の買いのポジションを追加しましたが、その後大きく戻して合計の損益がプラ転しました。

今後はルーブル/円の売りを追加して2セット目を完成させる予定ですが、1ユーロ＝68.5ルーブルくらいの時に最初のポジションを建てて、今は80ルーブルあたりなので、どの辺で売るか思案中です。さらにポーランドズロチ/円の半分をユーロ/円にスイッチして安定した３すくみにしたいと考えています。

開始後どの通貨ペアでもスワップがプラスでしたが、この３週間ルーブル/円の売りスワップがマイナスとなり、支払いが発生していました。200,000円ほど評価益も出ていたうえ、売りスワップに耐えられないので決済しようかと思っていたところ、金曜日にスワップがプラスになりました。プランの変更も避けられないと感じていたので、相当うれしいです。

*付与日数８日       **付与日数6日　***付与日数2日　

ルーブル/円売685,000、ユーロ/ルーブル売10,000、ズロチ/円買43,000を1セットとしています。1日平均のスワップ額は、1セットの1日平均のスワップ額です。