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ヨーロッパ各国政策金利の比較

相関考

相場も動かず、やることもないので(ホールドするだけのスワップ投資なので、もとからやることないのですが)、ヨーロッパ各国の金利を見てみたいと思います。

トルコは利下げでトップの座をウクライナに譲りました。為替の変動が大きく、年間の値幅が20%超とスワップが吹っ飛ぶ値幅を誇っているので、スワップ投資の対象ではないですが、うまく両建てで差額が取れればありかと思います。FX業者で取り扱いがある通貨の中で、トルコの次に金利が高いのはロシアのルーブルです。6.25%あってユーロ/ルーブルでスワップが1日170円〜200円くらい付くみたいなので、なかなか魅力的ですが、年間の値幅が14%変動が大きくてこれもちょっと手を出しにくいです。動きの近い通貨を売って両建てしたいところですが、今のところみつけられていません。

 

国名政策金利前回発表前回発表前金利
ウクライナ13.5012月15.50
トルコ12.0012月14.00
ベラルーシ9.0011月9.50
ロシア6.2512月6.50
モルドバ5.5012月7.50
ボスニア・ヘルツェゴビナ3.1310月3.21
アイスランド3.0012月3.00
クロアチア2.5010月2.50
ルーマニア2.5011月2.50
マケドニア2.2510月2.25
セルビア2.2512月2.25
チェコ2.0012月2.00
ノルウェー1.5012月1.50
ポーランド1.5012月1.50
アルバニア1.0012月1.00
ハンガリー0.9012月0.90
英国0.7512月0.75
ブルガリア0.0012月0.00
ユーロ0.0012月0.00
スウェーデン0.0012月-0.25
デンマーク-0.7511月-0.75
スイス-0.7512月-0.75

 

それに続いて、ルーマニアレウの2.5%、チェコの2.0%、ノルウェーとポーランドの1.5%あたりがきます。

一方で、金利の低い通貨はスイスとデンマークの-0.75%で、ユーロとスウェーデンが0%です。

この辺の通貨で、連動性が高く金利差の大きいものを組み合わせてスワップを狙うのがいいです。やはりデンマーククローネ/チェココルナやユーロ/ズロチの売りを中心にポジションを立てることになると思います。デンマーククローネ/チェココルナだと年間の値幅が2.5%以下なので、かなり為替の影響は小さいです。【ポーランドズロチ・チェココルナ値幅率比較

ノルウェークローネ/スウェーデンクローナは、相関性がイマイチなうえ、スウェーデンのマイナス金利が終了してしまい、スワップでの魅力も少し減ってしまいました。もう少しスワップの差が大きくなれば挑戦してみてもいいかもしれません。年間の値幅は約8%です。

注目はルーマニアレウで、SAXO BANKではユーロ/レウを売ると、スワップ額の変動が大きいですが1日あたり60円から105円くらいつきます。ユーロ/ズロチの1.5倍くらいになるのですが、証拠金率が13.5%なので3倍以上証拠金を入れないとならないので、結局収益率は下がってしまいます。

結局のところ、欧州の通貨の中で、現在メインでポジを持っている通貨ペアより変動が小さくてスワップが多いものは見つかりませんでした。ですので、来年も基本的に同じ方針でいくことになりますが、ずっと同じポジションを忍耐でホールドするだけですので、この上なくブログに不向きで困ってます。

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