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ノルウェークローネとスウェーデンクローナの相関性

スウェーデンクローナ

先日、ポーランドズロチ/円の買いとスウェーデンクローナ/円の売りの両建ての変動がどのくらいかを見ましたが大きな勘違いでした。【ポーランドズロチ/スウェーデンクローナの変動幅】みんなのFXとLIGHT FXで新たに取り扱いが始まった通貨のうち両建てをすべきなのはノルウェークローネ/円の買いとスウェーデンクローナ/円の売りだと思い直し、比較してみました。

ノルウェークローネ/円のレートが12円、スウェーデンクローナ/円が11円として、前者を100,000通貨買い、後者を110,000通貨売るとスワップは63円です。だいたいユーロ/円が118円くらいなので比較すると、ユーロ/円10,000通貨売り、ポーランドズロチ/円43,000通貨買いのスワップ差額が61.6円でほぼ同じくらいの収益を期待できます。

下の通貨ペアの相関性のテーブルによると、米ドルを挟んでいますが、期間1ヶ月のポーランドズロチとスウェーデンクローナの相関は48.4%です。両建てには全く役に立たない数値です。ノルウェークローネ/円とスウェーデンクローナ/円(SEKJPN×NOKJPN)は86.8%で、まあまあ高いです。しかしながら、ポーランドズロチとユーロ(USDPLN×EURUSD)の96.4%に比べると結構差があります。よく見ると91.3%のドルと円(GBPUSD×GBPJPN)よりも相関性が低いです。

ここ数ヶ月の経験からすると、ユーロ/ズロチのように相関が高ったとしてもユーロ高に動けばかなりの損失が出ます。やっぱり90%後半が理想的です。もう少しスワップが稼げればリスクを負ってノルウェークローネ/円とスウェーデンクローナ/円の両建てに挑戦してもいいのですが、個人的には他にスワップが同じくらい稼げて、相関性がより高い通貨ペアがあるときに敢えて取引する必要はないと思います。ただ、対象の通貨の分散を図りたいので、ユーロ/ズロチをメインで取引しながらも、少額で試してみるのもありかとも思います。

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