ペソ円は6月安値割れ　　メキシコペソのスワップ成績（7月21日週）

みなさんこんにちは。10通貨（米ドル・ユーロ・メキシコペソ・トルコリラ・南アフリカランド・ブラジルレアル・インドルピー・ポーランドズロチ・チェココルナ・ハンガリーフォリント）でスワップポイント運用をしています。ハイレバで高収益を狙いつつ、動きの異なる通貨ペアに分散してリスク抑制を目指しています。

今月は政府・日銀による為替介入以降円高が続いていますが、先週も米ハイテク株を中心に株価急落があるなどリスクオフが継続しています。ドル/円も25日に一時152円を下回りましたが、154円台まで戻すなど乱高下となっています。

今週の日銀金融政策決定会合や米FOMCが要注意ですが、通過して落ち着いて欲しいところです。

保有通貨の週間の騰落を見ると、対円では前の週に続きハンガリーフォリントがトップで、トルコリラ、米ドル、インドルピーの順となりました。

一方で、ブラジルレアル、メキシコペソのラテンアメリカコンビは軟調が続いています。

円高の影響が大きく全通貨マイナスでした。クロス円の通貨ペアだけだと円高でマイナスが拡大するリスクが大きく、対ドルや対ユーロなどで高金利通貨を保有するとリスク分散の効果が高いのではないかと考えています。

7月21日週の10通貨運用の合計スワポ額は前週比で-354円の112,341円でした。スワポ収入は安定していますが、円高が響いて今月の含み益は大幅に減りそうです。

7月21日週のメキシコペソ/円は8.739で始まり8.781まで上昇しましたが、8.187の安値をつけ8.329でクローズとなりました。

ペソ/円は大統領選挙後の下落でつけた6月12日の安値8.214を割り込んで安値を更新しています。バイデン大統領選撤退があってもトランプ相場に変わりはないようですね。テスラのメキシコ新工場建設一時凍結も材料視されているようです。

7月21日週の米ドル/メキシコペソは18.005で始まり17.888の安値をつけましたが、ドル高ペソ安となって18.586まで上昇し、18.461でクローズとなりました。

17台に入っていたドル/ペソは上昇に転じ、対ドルでもペソ安が進んでいるものの、まだ6月の高値には達していません。

米ドル/メキシコペソの売りを80,000通貨保有していましたが、ペソ大幅安でいったん20,000通貨利確し、その後40,000通貨売りを入れて100,000通貨保有としています。

週間のスワップポイントは7,460円とわずかに増加しました。

合計の損益は前週比で-495,558円と2週連続で大幅に減少しています。

ペソはかなり不安定な感じで、急落前の合計利益600万円台の回復はちょっと難しいかもしれませんね。

週間スワップ推移

1日平均は10,000通貨あたりのスワップポイントの額です。
年率換算はレバをかけた実際の運用の収益率となる証拠金ベース(1日平均スワップ×365日÷証拠金額：左)とレバをかけなかった場合の収益率である保有額ベース(1日平均スワップ×365日÷終値÷10,000：右)の両方を示しています。

週間運用成績(円)