10月CPIは予想上振れ　　メキシコペソのスワップ成績（11月3日週）

みなさんこんにちは。10通貨（米ドル・ユーロ・メキシコペソ・トルコリラ・南アフリカランド・ブラジルレアル・インドルピー・ポーランドズロチ・チェココルナ・ハンガリーフォリント）でスワップポイント運用をしています。ハイレバで高収益を狙いつつ、動きの異なる通貨ペアに分散してリスク抑制を目指しています。

先週は米大統領選でトランプ氏当選に加え上下院とも共和党が過半数を超える見込みとなって、米ドル/円は154.7円まで上昇しましたが、その後下落でほぼ全戻しとなりました。

また、先週は中銀ウィークとなっていて、オーストラリア、ポーランド、ブラジル、スェーデン、ノルウェー、英国、米国で政策金利の決定がありました。

週間騰落では、先週末に急落したブラジルレアルが急回復でトップとなりました。その他の通貨も大統領選後に上昇しましたが、下落に転じて結局は週初とほぼ変わらず。

ユーロが弱く最下位となり、他の欧州の通貨も軟調でした。

もう少し動くかと思いましたが、トランプトレードも早くも巻き戻し気味でしょうか。

11月3日週の10通貨運用の合計スワポ額は前週比で+1,004円の91,317円となりました。年初来の累積スワポ額は3,799,999円で、380万円まであと1円でした。

ユーロ圏利下げでユーロのスワポ減少が続いています。他の通貨は安定していて順調に利益が積み上がっています。

11月7日発表の10月の消費者物価指数は、前年比で予想4.72%のところ4.76%となり、前回の4.58%からも加速しています。

11月3日週のメキシコペソ/円は、7.555で始まり7.400まで下げますが、米選挙後7.768まで上昇し7.565でクローズとなりました。

ペソ/円は9月11日の6.991で底打ちして上昇に転じたものの、7.77付近で頭を抑えられてレンジ内での推移となっています。

11月3日週の米ドル/メキシコペソは、20.189で始まり20.806の高値をつけましたが、その後はドル安ペソ高となって19.765まで下落し、20.176クローズとなりました。

ドル/ペソは下値を切り上げつつ上昇が続いていて、米大統領選で高値更新となりましたが、下落に転じました。上昇トレンドの下値支持線を試しましたが、下抜けできずに跳ね返されています。

米ドル/メキシコペソの売りを80,000通貨保有していましたが、ペソ大幅安でいったん20,000通貨利確し、その後40,000通貨売りを入れて100,000通貨保有としています。

週間のスワップポイントは9,200円と増加しました。

合計の損益は前週比で+97,461円となりましたが、このところの大幅減少を取り戻すには足りません。

米大統領選挙通過でいったんはペソ売りが止まったようですが、実際にトランプ政策が実行に移されるのはまだ先ですからまったく油断できません。

週間スワップ推移

1日平均は10,000通貨あたりのスワップポイントの額です。
年率換算はレバをかけた実際の運用の収益率となる証拠金ベース(1日平均スワップ×365日÷証拠金額：左)とレバをかけなかった場合の収益率である保有額ベース(1日平均スワップ×365日÷終値÷10,000：右)の両方を示しています。

週間運用成績(円)