結局は5.5を挟んだレンジ　　メキシコペソのスワップ成績（11月14日週）

メキシコペソの推移と成績　

11月14日週のメキシコペソ/円の高値は月曜の5.562で、週を通じて下落傾向となって金曜には5.449まで下げました。前の週の12日に政策金利引き上げを発表したのちも右肩下がりとなっていましたが、下落基調継続となっています。

10月末に少し上値を伸ばして、一段階高いところへいくかと思いましたが、5.50（黒点線）付近が相当居心地がいいようで戻ってきてしまいました。長いこと横ばっていますが、少しずつ上昇しているのではないかと思います。

週末に向けてけっこう押したため、少し保有ポジションを調整しました。

米ドル/メキシコペソは長期の三角保ち合いを上に抜けて米ドル高メキシコペソ安が進み、上昇トレンドに入ったようです。11月14日週の高値は20.89で、まだ11月3日につけた20.97の高値とその前の10月19日の高値の20.90で三尊天井を形成するかもしれませんが、ペソにあまり強さは見られません。このところドルが強いので、パフォーマンスはイマイチとなっています。21.5くらいまではホールドするつもりなので、どこまで米ドル高ペソ安が進むか見極めたいと思います。

週間のメキシコペソ運用の全体のスワップ額は、両建にしているランドの分も含めて、前週比+1,670円の9,319円でした。

評価損益と累計のスワップと確定損益を合計したペソ運用全体の損益は、前週比-165,483円の+1,957,750円となりました。

AXIORY：米ドル/メキシコペソ

米ドル/メキシコペソは、売りで80,000通貨を保有しています。

11月14日週はドル高ペソ安が継続して、前週比で16万円弱のマイナスとなりました。評価益も一時200万円だったところからだいぶ減っています。

スワップ額は大幅増加となって週間の合計は9,472円でした。年率で123%となっています。レバレッジをかけない状態では長いこと3%台の年率だったので、やっと他の高金利通貨に少し近づいています。

週間スワップ推移

• 1日平均は10,000通貨あたりのスワップ額です。
• 年率換算はレバをかけた実際の運用の収益率となる証拠金ベース(1日平均スワップ×365日÷証拠金額：左)とレバをかけなかった場合の収益率である保有額ベース(1日平均スワップ×365日÷終値÷10,000：右)の両方を示しています。

週間運用成績(円)

メキシコペソ/円・南アフリカランド/円　両建てサヤ取り

メキシコペソ/円の買いと相関性の高い（ように見えた）南アフリカランド/円の売りを建てると同時に、ペソ/円の売りとランド/円の買いを建てて、為替変動の影響を抑えてスワップを稼ごうと仮想ペソ/ランドの両建てサヤ取りを試みています。

だいたいペソとランドを4:3にすると金額が釣り合うので、ペソ/円の売りと買い400,000通貨ずつとランド/円の売りと買い300,000通貨ずつを1セットとして、2セット分建てていますが、為替が動いたので、ランド/円の売りを100,000通貨決済して、ペソ/円の買いを100,000通貨新たに建てました。

11月14日週の合計のスワップ額は週間の合計で-153円とマイナスとなりました。付与日数がイレギュラーだったためと思います。

先週（11/7週）のみんなのFXのキャンペーンの上乗せ金額は702円でした。合計スワップ額273円を加えると975円で、年率は6.7%となりました。

週間スワップ推移

週間運用成績(円)