結局5.5のレンジ　メキシコペソのスワップ成績（9月5日週）

メキシコペソの推移と成績　

9月5日週のメキシコペソ/円は横ばいで、週初のオープンは5.51でクローズは5.52でした。8月の調整からは回復していますが、結局は5.5を挟んだレンジ内の動きとなっています。

予想では先週あたりに赤矢印のようにレンジを切り上げるはずでしたが、5.5を挟んだレンジが続いており、上昇はお預けとなっています。まあまあ堅調で元の支持線の上まで戻しているので、このまま横ばいが続くのでも悪くはないかと思います。

対ドルのメキシコペソは長期の三角保ち合いとなっていて、たまに上昇してドル高ペソ安となりますが、すぐに戻って20.0を挟んだ動きが続く形となっています。9月5日週は20.0を下回る19.98-19.85の間で膠着して、ほとんど動きがありませんでした。

週間のメキシコペソ運用の全体のスワップ額は、両建にしているランドの分も含めて、前週比-642円の+7,366円でした。

評価損益と累計のスワップと確定損益を合計したペソ運用全体の損益は、前週比+27,401円の+2,309,899円となりました。8月中旬のペソ安から順調に戻して利益が伸びています。

各通貨の比較

9月5日週の高金利通貨はまちまちでしたが、全般小動きとなりました。南アフリカランド/円（ZAR/JPY）は先週に続いて大きく値を伸ばしました。メキシコペソ/円（MXN/JPY）も上昇しましたが、小幅でした。

人民元/円（CNH/JPY）、ユーロ/ロシアルーブル（EUR/RUB）、ユーロ/インドルピー（EUR/INR）はほとんど週初と変わらずとなりました。

ブラジルレアル/円（BRL/JPY）トルコリラ/円（TRY/JPY）は大きめの下落となりました。

上昇した通貨と下落した通貨でほぼ相殺されて為替の影響はほとんどなくなり、スワップだけ稼げた１週間となりました。

• 保有中の通貨と注目の通貨の52週の値動きを示しています。
• ユーロとの通貨ペアは上下反転させています。

AXIORY：米ドル/メキシコペソ

米ドル/メキシコペソは、売りで80,000通貨を保有しています。

9月5日週は小幅ペソ高となり、週間で2万4千円あまりのプラスでした。3週連続でプラスでしたが増加の幅は小さくなりました。

週間の合計スワップ額は減少しましたが、5,000円台を維持しましたが、1日あたりでは90円台に低下しています。

週間スワップ推移

• 1日平均は10,000通貨あたりのスワップ額です。
• 年率換算はレバをかけた実際の運用の収益率となる証拠金ベース(1日平均スワップ×365日÷証拠金額：左)とレバをかけなかった場合の収益率である保有額ベース(1日平均スワップ×365日÷終値÷10,000：右)の両方を示しています。

週間運用成績(円)

メキシコペソ/円・南アフリカランド/円　両建てサヤ取り

メキシコペソ/円の買いと相関性の高い（ように見えた）南アフリカランド/円の売りを建てると同時に、ペソ/円の売りとランド/円の買いを建てて、仮想ペソ/ランドの両建てサヤ取りを試みています。

だいたいペソとランドを4:3にすると金額が釣り合うので、ペソ/円の売りと買い400,000通貨ずつとランド/円の売りと買い300,000通貨ずつを1セットとして、2セット建てていましたが、上昇局面での為替差益を狙って、現在はランドの売りポジを200,000通貨分少なくしています。また、ペソ/円買いが100,000通貨多くなっています。

9月5日週の合計のスワップ額は6円増加して、週間の合計で2,254円となりました。買いポジションが多くなっているので、同数を両建てした場合よりスワップが多くなっています。

先週（8月29日週）のみんなのFXのキャンペーンのスワップ上乗せ額は1,944円でした。スワップと上乗せ額の合計は4,192円で年率は29.1％となります。

週間スワップ推移

ランドもペソも上昇して、為替でプラスとなるはずなのですが、あまり変化なく1,000円程度のプラスにとどまりました。いいタイミングで売りを入れて、為替で稼ぎつつ、売り買い同数に戻したいと考えています。

週間運用成績(円)