8.74の高値から急落　　南アフリカランドのスワップ成績（4月10日週）

4月10日週の南アフリカランド/円は、寄り付きの8.42からランド高円安が進んで、13日には週の高値8.73をつけています。17日週に入るとわずかに高値を更新して8.74をつけますが、その後は急落になっています。昨年の6月の高値だった8.17でちょうど下げ止まっていますが、まだ油断はできません。

理由はよくわかりませんが、対ユーロでも大きく下落しているので、単なる円安の巻き戻しでもなさそうです。コモディティの中でもプラチナなどの一部の資源は下落しているようなので、この辺に連動しているかもしれません。

20日発表の3月消費者物価指数は前年比で予想6.0%のところ5.9%でしたが、前回の5.7%からは上昇しています。

4月10日週のユーロ/ランドは16.01で始まり、ユーロ安ランド高（下に行くほどランド高）となって週末にかけ15.65まで下落し、週の安値をつけました。4月17日週に入っても安値を割ることなく推移したのち、急上昇となって16.95をつけています。

ユーロ/ランドの売りを50,000通貨保有しています。

週間のスワップ額は減少傾向で、4,090円となりました。10,000通貨あたりの1日のスワップポイントは116円で、年率は85%となりました。

合計の損益は前週比で7万5千円ほどのプラスとなって、200万円台キープですが、ここ数日のランド急落で今週はダメそうです。

週間スワップ推移

年率は証拠金額をもとに計算していましたが（1日のスワップ×365日÷証拠金額）
比較しづらいので、レバレッジをかけていない場合の年間の収益率を示せるよう
保有金額をもとにしたものも加えました（右：1日のスワップ×365日÷保有金額）。
保有金額はユーロ終値×10,000です。

週間運用成績(円)