保ち合い煮詰まり　　南アフリカランドのスワップ成績（6月20日週）

南アフリカランドの推移と成績　

早いもので、6月も終わり1年の半分が過ぎてしまいました。幸いなことに、今年前半の南アフリカランドは堅調で、そこそこ利益が出ています。

6月7日に8.16の高値をつけた南アフリカランド/円ですが、その後は反落して、20日週に入ってからは21日の月曜日に7.62まで下げています。長期のレンジの下限に近づいたところで上昇に転じて週間を通して上昇したものの、抵抗線のところで上値を押さえられています。月初までの勢いが見られなくなっていて、ちょっと上げると売り込まれる展開となっています。

三角保ち合いが煮詰まってきているので、そろそろ大きく動くかもしれません。今晩の米雇用統計もきっかけとなる可能性はあります。上ならレンジ継続となりますが、下に抜けると長期のレンジも割ってしまうかもしれないので要注意です。

ユーロ/ランドは長期の下落が続いていましたが、6月7日にレンジを下に抜けてユーロの安値（＝ランドの高値）の16.28をつけましたが、まったくのフェイクで下放れすることなく反騰しています。

6月20日週は横ばいでしたが、28日週には再びユーロ高・ランド安となってレンジの上限の17.1あたりで止まった形となっています。

AXIORY：ユーロ/南アフリカランド

ユーロ/ランドの売りを60,000通貨保有しています。

週間のスワップ額は合計で4,284円となりました。前の週より減少し、1日あたり100円をギリギリで維持しました。5月に6000円近辺で推移していたのと比べると、かなり減っています。

為替はややランド高となり前週比でプラスとなりましたが、それまでのマイナスを取り戻せていません。週明けはランド安となっていて、含み益の減少が進んでいます。

週間スワップ推移

6月6日週の1日あたりのスワップと年率を修正しました。

• 年率は証拠金額をもとに計算していましたが（1日のスワップ×365日÷証拠金額）
  比較しづらいので、レバレッジをかけていない場合の年間の収益率を示せるよう
  保有金額をもとにしたものも加えました（右：1日のスワップ×365日÷保有金額）。
  保有金額はユーロ終値×10,000です。

 

週間運用成績(円)