高値更新後反落　　南アフリカランドのスワップ成績（3月14日週）

南アフリカランド

2021.03.25

3月14日週の南アフリカランド/円は18日にコロナ後高値を更新して7.45まで上昇しましたが、その後反落しています。上に突き抜けて欲しかったのですが、21日週に入ってから逆に大きめの下落となってしまいました。

ちょっと振れが大きい感じもしますが、レンジ内の動きとなっているので、当面は下値支持線まで下がったら買い、上値抵抗線に達したら売りで行こうと思います。

先週のブログにも書きましたが、昨年2月末にコロナで急落する前の水準までほぼ戻っています。ここまで約１年値を戻してきて、上値余地は次第に小さくなっていると思います。

株式市場ではリスクオフな雰囲気でしたが、ユーロ/南アフリカランドは比較的堅調で、23日には17.44の安値をつけています。（下に行くほどランド高）　2月15日につけた安値の17.49を割ってコロナ後の対ユーロのランド最高値です。

21日週の週初はトルコリラがプチクラッシュして、高金利通貨が下落しましたが、その中でも対ユーロのランドは値を保っていました。ユーロ安の進行が効いていて、対円以外の組み合わせで高金利通貨を保有するのも重要かと思います。

3月14日週のユーロ/ランド運用の週間のスワップは、前週比で+145円の合計5,487円でした。年換算のスワップの収益率は71.3％となっています。また、スワップも含めた運用開始以来の損益の合計額は前週比+198,246円の+919,288円となり、100万円の大台が近づいています。

ランド/円は52週の騰落率でメキシコペソ/円にトップを譲りましたが、差はわずかです。ちょうどコロナショック後の底に近い１年ほど前に建てたポジションの利益が膨らんでいます。

iFOREXではユーロ/南アフリカランドの売りを10,000通貨保有しています。

週間のスワップ額はわずかに増額となりました。1日あたりで120円を回復しましたが、年率換算は50％を下回ったままです。

為替ではランド高となって合計の損益もプラス転換に肉薄しています。コロナ前にポジションを取ったので評価損が大きくなっていますが、１年粘ってどうにかなるところまで来ました。ユーロ/南アフリカランドはもう少し下がると思うので、差し当たってはこのままキープです。

週間スワップ推移

年率は証拠金額をもとに計算していましたが（1日のスワップ×365日÷証拠金額）
比較しづらいので、レバレッジをかけていない場合の年間の収益率を示せるよう
保有金額をもとにしたものも加えました（右）。
保有金額はユーロ終値×10,000です。

週間運用成績(円)

Axioryではユーロ/ランドの売りを60,000通貨保有しています。

スワップは前週比で増額となり、合計4,600円あまりで、1万通貨の1日あたりでは110円ほどになりました。収益率も80％を超えて順調です。

評価益が膨らんで、スワップと確定損を加えた合計の利益が92万円となっています。100万まであともう少しです。

週間スワップ推移

年率は証拠金額をもとに計算していましたが（1日のスワップ×365日÷証拠金額）
比較しづらいので、レバレッジをかけていない場合の年間の収益率を示せるよう
保有金額をもとにしたものも加えました（右：1日のスワップ×365日÷保有金額）。
保有金額はユーロ終値×10,000です。

週間運用成績(円)