GDP堅調で高値更新も急落　　南アフリカランドのスワップ成績（5月29日週）

みなさんこんにちは。高金利通貨に分散投資する形でスワップ運用を行っています。

複数の業者で南アフリカランド/円のスワップポイントが10万通貨で150円以上となっていて、やっと高金利通貨らしくなってきました。

6月7日発表の1-3月期GDPは前年比で予想1.9%のところ3.0%となり、前回の1.7%も大きく上回っています。これを受けてランド/円は2018年5月以来約4年ぶりの高値をつけました。

5月29日週のランド/円は8.15で始まり、大きく上昇して8.44をつけました。6月5日週に入っても勢いは続き、7日のGDP発表後は8.6台でしたが、8日には4月19日の高値の8.73を更新し、9日には8.81まで上昇しました。その後は急落となって8.52近辺で推移しています。

9日に欧州中央銀行（ECB）が7月利上げを表明してから少し高金利通貨に調整が入っているようです。

5月29日週のユーロ/ランドはユーロ安ランド高（下に行くほどランド高）となって、16.74から16.54まで下落しました。ユーロもそれなりに強く、対円のようなランドの伸びはありませんでした。6月5日週はさらにランド高となって16.25まで下落しましたが、16.6あたりまで反騰しています。

ユーロ/ランドの売りを50,000通貨保有しています。

週間のスワップ額は前週から大幅に増加して6,355円となりました。10,000通貨あたりの1日のスワップポイントは181円で、年率は132%でした。

合計の損益は前週比で+81,195円と大幅増加でした。

先週はランド堅調で含み益が増えたうえに、スワポも大幅増で好調な週となりましたが、現在は対ユーロでもランド急落（ユーロ/ランドは上昇）となっています。

週間スワップ推移

年率は証拠金額をもとに計算していましたが（1日のスワップ×365日÷証拠金額）
比較しづらいので、レバレッジをかけていない場合の年間の収益率を示せるように
ポジションの金額をもとにしたものも加えました（右：1日のスワップ×365日÷ポジ金額）。
ポジションの金額はユーロ終値×10,000です。

週間運用成績(円)