このところポーランドズロチ/円の買いスワップが低下して、ユーロ/円売りとズロチ/円買いで取引しているトレーダーにとっては好ましくない傾向となっています。スワップ投資におけるリスクは、為替差損とスワップの低下ですが、両方に襲われている感じです。救いはユーロ/円の売りスワップが高くなっている業者もあることでしょうか。
各社の10000通貨あたりのスワップの額は以下のようになっています。一応8/16の値で、まだFXプライム優位ですが、そのFXプライムの19日の買いスワップは10円となっています。(と書いていたらその翌日分は8円に!)もし今後もこのくらいの額で推移するようなら、対策を講じなければならないレベルに来ていると思います。(管理人もズロチ/円買いを180,000通貨保有中です)
ズロチ/円買い | ユーロ/円売り | 4.3:1 単純計算合計 | |
FXプライム | +12 | 0 | +51.6 |
FXプライム(8/19) | +10 | -3 | +40 |
SBI証券 | +8 | +10 | +44.4 |
クリック365 | +7 | +16 | +46.1 |
ヒロセ 通商 | 0 | -15 | -15 |
SAXO BANK | +6.2 | -10 | +16.7 |
IG証券 | +11 | -3 | +44.3 |
ズロチの買いスワップが低いままとなった場合、売りと買いが別口座となったとしてもスワップのより良いところに移動するのが1つ方法です。その時、SBI証券、クリック365、IG証券はズロチ買いの取引単位が10000通貨なので、4.3(もう4.4に近いけど)にするのが面倒です。上の表では比較のためにズロチのスワップを4.3倍して計算しましたが、これらのFX会社では実際には小数点以下の分は買えません。そこで、すでにポジションを持っている場合は、ズロチはそのままで、ユーロ売りでより多くスワップが入るところでの取引とするのがいいかもしれません。ユーロ売りの方がスプレッドも狭いので口座の移動に伴うロスは少ないはずです。個人的には60円あたりをキープできればいいと思っているのですが、どうなるでしょうか。
また、今後各社でユーロ/円売りのスワップが増額されれば問題を回避できるかもしれません。ユーロ/円の売りスワップはクリック365が高いですが、全てチェックしてないのでもっと高いところもあるかもしれません。これまでユーロはあまり気にしておらず、たまにプラスのスワップがつくとラッキーくらいに思ってましたが、これからは注意を怠れません。
もし、これから参入するなら円を挟まず、直接ユーロ/ズロチを取引した方が、現在はスワップが高いです。ただ、こちらもスワップの増減がかなりあるので、この先も長期間にわたって安定して高スワップが得られるかはわかりません。管理人の保有するポジションのスワップについてはBLOGで報告しています。
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