ユーロと相関性高いけど　チェココルナのスワップ成績（5月3日週）

マイナー通貨のチェココルナで運用している皆様、調子はいかがでしょうか？　どうにかマイナススワップを避けているだけで、スワップを稼げていないチェココルナの先週の成績です。

対ユーロの為替はほぼ横ばいで、わずかにユーロ高・チェココルナ安で評価損は増加しました。ここひと月ほど値幅が次第に狭まってきて、あまり動かなくなってきています。もともと、ポーランドズロチ並にユーロとの相関性が高く、スワップはちょっと高かったためにチェココルナで運用を始めたのですが、為替は下がったまま安定し、スワップの低下でズロチともども瓦解中です。

スワップはユーロ/チェココルナの売りもデンマーククローネ/チェココルナの売りもプラスとなってはいますが、もらっているのかいないのかわからないほどの低額で安定してきた感じもします。

上の今週の使い回しチャートは、保有中あるいは保有予定の通貨の年初から先週末までの値動きを示しています。メキシコペソ/円と南アフリカランド/円以外は上下反転させています。【各通貨の比較：ロシアルーブルのスワップ成績 (5月3日週)】

対ユーロのチェココルナ（上から７番目：桃色）は、下落ではポーランドズロチと同程度の-7％近辺ですが、振れ幅はズロチより大きくなっています。ユーロとの相関性が高いのが売りでしたが、現在でも高金利通貨と比べると為替が安定していて、下がったまま戻ることもなく、損失が減りません。

コロナショックが落ち着けば、少しは回復が見込めるのではないかと思います。250,000円と300,000円の損失を抱えながら、ポジションを持ち続けて、将来のスワップ増額に賭けます。

iFOREX：ユーロ/チェココルナ

現在ユーロ/チェココルナの売り60,000通貨で運用しています。スワップは低下を続けて、先々週とうとうマイナス圏に突入したものの、今週はプラス回復です。

先週1日あたりのスワップ額は、先月はじめの水準に向かっている雰囲気ですが、まだまだスワップ運用として十分な収益とまではいきません。

為替は低空で安定してきて、まったく損失を解消できそうな気配はありません。

SAXO BANK：デンマーククローネ/チェココルナ

デンマーククローネ/チェココルナを300,000通貨売っています。デンマーククローネはユーロにペッグされているので、変動はほぼユーロ/チェココルナと同じになります。

長いことスワップはマイナスでしたが、プラスに転換してから、どうにか３週間プラスをキープしてます。それでも10,000通貨あたりで1日ひと桁しか行かないので、運用としては成り立っていません。

為替ではチェココルナが下落して評価損益がマイナス継続です。他の通貨では反動の戻りが出ている感じなので、そろそろ中欧通貨にも上昇が欲しいです。

1日平均のスワップは、だいたいユーロ10,000通貨と同額になる75,000通貨あたりの売りスワップです。10,000通貨あたりのスワップは7.5で割ってください。