5月CPIは6.5%　　南アフリカランドのスワップ成績（6月12日週）

みなさんこんにちは。高金利通貨に分散投資する形でスワップ運用を行っています。

今年の前半は南アフリカランドを含めて、資源国の通貨はそこそこ堅調な動きを続けてきましたが、このところ世界的な景気後退懸念でコモディティの価格が不安定な動きとなっており、少し注意が必要かもしれません。

6月22日発表の5月消費者物価指数（CPI）は前年比で予想6.2%のところ6.5%となり、前回の5.9%からインフレが加速しています。

6月12日週のランド/円は8.47で始まり、16日には一時8.53まで上昇したものの急落となって8.19の週の安値をつけました。その後は戻して8.41でクローズとなりました。19日週は堅調となって8.60をつけましたが、伸び悩んで8.5を挟んだ動きとなっています。

6月9日に2018年5月以来約4年ぶりの高値となる8.81をつけたのち調整となりましたが、どうにか下げ止まって切り返しています。

6月12日週のユーロ/ランドは16.69で始まり前半は横ばいとなりました。16日には16.43までユーロ安ランド高（下に行くほどランド高）となったのち、16.93まで急上昇しました。19日週に入ってもギリギリ上値抵抗線に沿って推移しています。

ユーロ/ランドの売りを50,000通貨保有しています。

12日週の週間のスワップ額は前週から減少して6,065円となりました。10,000通貨あたりの1日のスワップポイントは173円となり、現在運用中のレバレッジをかけた年率は126.5%で、レバなしで4.5%でした。このところ増加傾向が続いていましたが、少し減少しています。

合計の損益は前週比で-54,119円と減少しましたが、今週はそこそこ粘っているので、減少分を取り戻すプラスに期待です。

週間スワップ推移

年率は証拠金額をもとに計算していましたが（1日のスワップ×365日÷証拠金額）
比較しづらいので、レバレッジをかけていない場合の年間の収益率を示せるように
ポジションの金額をもとにしたものも加えました（右：1日のスワップ×365日÷ポジ金額）。
ポジションの金額はユーロ終値×10,000です。

週間運用成績(円)