コロナ後高値水準で高止まり  ブラジルレアルのスワップ成績(2月27日週)

ブラジルレアル

ブラジルレアルの推移 

ロシアのウクライナ侵攻で、運用継続が困難となってロシアルーブルからは撤退し、ポーランドズロチで大幅に利益を失ってほぼ全決済となりダメージが絶大ですが、ブラジルレアルはコロナ後の高値をつけて堅調です。他にもインドルピーや中国人民元も高値を維持し、対ユーロの南アフリカランドも上昇で、どうにか通貨ペアの分散で持ちこたえています。それでも紛争長期化でかなりリスクオフが進んでいるので、これらの通貨もこの先下げる危険性はかなり大きくなっています。

2月27日週のブラジルレアル/円は22.37で寄り付いたのち、3月3日には23.01をつけ先週つけたコロナ後の高値に並んでいます。その後は22円台での推移となって22.68でクローズとなりました。3月6日週は22.5〜23.0のレンジで推移しています。ダブルトップにならないよう祈りながらホールドです。

農業国であるブラジルには穀物などのコモディティ価格の上昇は追い風になっているようです。また原油価格の上昇で世界2位の生産高のバイオエタノールも見直されるかもしれません。

IG証券:ブラジルレアル/円

ブラジルレアル/円の買いを100,000通貨保有中です。

2月27日週のレアルの損益は微増で、合計の利益は前週比で1,810円の増加となりました。取引終了時間が早い関係で週間の動向とずれることも多いです。

週間のスワップは減少して合計で3,410円となりました。1日あたりでは48円台で、年換算の収益率は8.0%でした。ルーブルから撤退したので、高いスワップを得られる通貨ペアの選択肢が減ってしまったので、レアルの重要性が高まっています。

為替差益は7週連続で前週比プラスとなっていましたが、先週はちょっとマイナスとなり記録がついえました。スワップとの合計ではわずかにプラスでした。

週間スワップ推移

  建玉数 証拠金額 終値 合計SW 1日平均 年率
2/27週 買100,000 200,000円 22.35
3,410円
48.71円 88.9%/8.0%
2/20週 買100,000 200,000円 22.36 3,470円 49.57円 90.5%/8.1%
2/13週 買100,000 200,000円 22.19 3,490円 49.86円 91.0%/8.2%
2/6週 買100,000 200,000円 21.81 3,290円 47.00円 85.8%/7.9%
1/30週 買100,000 200,000円 21.47 3,050円 43.57円 79.5%/7.4%
  • 年率は証拠金額をもとに計算したもの(1日のスワップ×365日÷証拠金額:左)とレバレッジをかけていない場合の年間の収益率を示せるよう、保有金額をもとにしたもの(1日のスワップ×365日÷終値÷10,000:右)を示しています。

週間運用成績(円)

  評価損益 累計SW 確定損益 損益合計 前週比
2/27週 207,800
50,932 0
258,732 +1,810
2/20週 209,400 47,522 0 256,922 +20,670
2/13週 192,200 44,052 0 236,252 +41,290
2/6週 154,400 40,562 0 194,962 +37,290
1/30週 120,400 37,272 0 157,672 +30,250

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