年末も火種くすぶる　　ロシアルーブルのスワップ成績（12月19日週）

ユーロ/ルーブルは、4月からの下落傾向となって順調にルーブル高（下に行くほどルーブル高）となっていましたが、上値抵抗線（黒点線）を11月に上に抜け85.60まで大幅に上昇しました。その後上値抵抗線が下値支持線となる形で再度下落して再びユーロ安ルーブル高となっています。

12月19日週は83.35で始まり、22日にはプーチン大統領がウクライナをめぐる軍事的措置に言及したことで、瞬間的に上昇して85.50をつけています。その後は82.82まで下落し、週間ではわずかにルーブル安の83.40でクローズとなりました。

ウクライナをめぐっては、来年はじめに米露で協議が行われるという報道もあり、緊張がやわらぐかと思いましたが、ウクライナのロシア公館に火炎瓶が投げ込まれる事件も発生していて、年末年始も要警戒です。

12月19日週のルーブル運用の合計の損益は、前週比-3,928円の+1,056,037円となり、小幅な利益減少でした。

週間のスワップ額は爆増して前週比で+9,228円の合計51,340円となりました。合計でこれまでの最高額を再度更新しています。ルーブル中心のポートフォリオを組んでいるのがうまくいっています。

ユーロ/ルーブルの売りを60,000通貨保有しています。

週間の合計のスワップは前週比で増加して10,016円となりました。初めて1万円を超えています。10,000通貨あたりの1日平均では238円で、年率は174％となりました。

為替はルーブル安となっていて、合計の損益は前週比で-42,911円の4,674円となりました。あまり動きはないのですが、週末のスプレッドが広がって見た目の損失が広がっています。

週間スワップ推移

1日平均は10,000通貨の1日あたりのスワップ額です。
年率は実際にこの運用で入れている額をもとにした証拠金ベース(1日平均スワップ×365日÷10000 通貨あたりの証拠金：左)とレバレッジをかけていない場合の保有額ベース(1日平均スワップ×365日÷ユーロ円終値÷10,000：右)で示しています。

週間運用成績(円)

ルーブル/円の売り・ユーロ/ルーブルの売り・ユーロ/円の買いの３すくみで運用しています。それぞれの価値がだいたい同じになるように800,000通貨、10,000通貨、10,000通貨で1セットとして、12セット保有しています。

あまり為替の差損益は出ないはずなのですが、ルーブルの取引時間が早く終了するので、取引時間終了後のユーロ/円の動きで多少の誤差が出ます。また、週末のスプレッドも影響すると思います。

ユーロ/円が上昇したので、10,000通貨決済して下落を待っていますが、あまり下がらず少し評価損が増えています。

週間の合計のスワップ額は41,324円で、前週比で大幅増額となり、運用開始以来の最高額となっています。1セットの１日あたりでは491円で、年率は約89.7%となっています。特にルーブル/円のスワップ額が増えています。

約２年の運用の累積のスワポ額が100万円を超えています。そのうち今年ここまで貯めた分は約89万円です。金利引き上げとポジション増で年後半のに大きく増やしています。

週間スワップ成績

週間運用成績(円)