政策金利を5.00％へ引き上げ　メキシコペソのスワップ成績（11月７日週）

メキシコペソの推移と成績　

メキシコ中銀は11日に金融政策決定会合を開催し、4.75％から5.00％への政策金利の引き上げを決定しました。これで４会合連続となりましたが、メキシコペソ/円はほとんど上昇しませんでした。週間では-0.14とわずかなマイナスで終わっています。

11月7日週のメキシコペソ/円は月曜に高値の5.584まで上昇しましたが、金利発表後の12日の金曜日には5.503の安値をつけています。 どうにか5.50（黒転線）近辺で粘っていますが、力強さは見られません。まあ、あまり動かずに横ばいが続けば為替の影響が小さくなるので、大きく下げなければスワポ運用には好都合かと思います。

米ドル/メキシコペソは21.0で２回跳ね返されてダブルトップ形成かと思いましたが、下げきれずにドル高ペソ安（上に行くほどペソ安）となっています。

11月7日週は20.37で始まり20.25の安値をつけましたが、ドル高ペソ安が進んで20.72まで上昇しました。10月以降は20.5を挟んだ動きとなっています。

週間のメキシコペソ運用の全体のスワップ額は、両建にしているランドの分も含めて、前週比+361円の7,649円でした。

評価損益と累計のスワップと確定損益を合計したペソ運用全体の損益は、前週比-70,103円の+2,123,233円となりました。

AXIORY：米ドル/メキシコペソ

米ドル/メキシコペソは、売りで80,000通貨を保有しています。

11月7日週はドル高ペソ安となって、前週比で7万円超のマイナスとなりました。

スワップ額は減少傾向が続いていましたが、先週から増加に転じたかも知れません。週間の合計は7,376円で、年率で96%となり、100％までもう少しです。

週間スワップ推移

• 1日平均は10,000通貨あたりのスワップ額です。
• 年率換算はレバをかけた実際の運用の収益率となる証拠金ベース(1日平均スワップ×365日÷証拠金額：左)とレバをかけなかった場合の収益率である保有額ベース(1日平均スワップ×365日÷終値÷10,000：右)の両方を示しています。

週間運用成績(円)

メキシコペソ/円・南アフリカランド/円　両建てサヤ取り

メキシコペソ/円の買いと相関性の高い（ように見えた）南アフリカランド/円の売りを建てると同時に、ペソ/円の売りとランド/円の買いを建てて、為替変動の影響を抑えてスワップを稼ごうと仮想ペソ/ランドの両建てサヤ取りを試みています。

だいたいペソとランドを4:3にすると金額が釣り合うので、ペソ/円の売りと買い400,000通貨ずつとランド/円の売りと買い300,000通貨ずつを1セットとして、2セット分建てていますが、現在はちょっと変則的に組んでスワップを増やそうとしています。

11月7日週の合計のスワップ額は週間の合計で273円と、ほとんどやっている意味がないくらいサヤが縮まっています。

先週（10/31週）のみんなのFXのキャンペーンの上乗せ金額は468円でした。合計スワップ額 496円を加えると964円で、年率は6.6%となりました。

週間スワップ推移

週間運用成績(円)