指標発表後は底堅い動き　　ブラジルレアルのスワップ成績（10月31日週）

10月31日週のブラジルレアル/円は20.22で始まりましたが、週初はレアル安となって、19.97まで下げています。経済指標は悪化したものの反発となって、5日金曜には20.60まで上昇しています。

3日発表の10月貿易収支は20.04億ドルで、前月の43.22億ドルから黒字が減少となっています。

4日発表の9月鉱工業生産は前年比で予想-4.0%のところ-3.9%となり、前月の-0.7%から悪化しています。

10月27日の政策金利の7.75％への引き上げでもほとんどレアルが上昇しなかったので、かなり弱い感じがしていましたが、20.0を切って大きく下げるわけでもなく、売買のチャンスがありません。

ブラジルレアル/円の買いを30,000通貨保有中です。

スワップは1日あたり24円あまりで、このところは変化なく安定しています。政策金利の大幅引き上げもあったのですが、ここまで増額とはなっていません。

為替はいくらかレアル高となって保有ポジションの含み損は続いているものの、スワポとの合計ではプラ転しました。20.0以下では買い増ししたいと思っていますが、ほとんどチャンスなく上昇してしまいました。

週間スワップ推移

年率は証拠金額をもとに計算したもの（1日のスワップ×365日÷証拠金額：左）とレバレッジをかけていない場合の年間の収益率を示せるよう、保有金額をもとにしたもの（1日のスワップ×365日÷終値÷10,000：右）を示しています。

週間運用成績(円)