ブラジルレアル政策金利9.25%へ引き上げ ブラジルレアルのスワップ成績（11月28日週）
ブラジルレアルの推移 各国中銀の政策金利決定会合が開かれる中銀ウィークに入っていますが、ブラジル中銀は8日に会合を開き政策金利を1.50%引き上げて9.25%としています。市場予想どおりの引き上げ幅で、次回2月の会合での追加利上げも示唆されています。 明日10日にインフレ指標となる消費者物価指数の発表があるの...
2021-12
ブラジルレアル
南アフリカランド新変異ウイルス懸念後退 南アフリカランドのスワップ成績（11月28日週）
南アフリカランドの推移 ランド/円は10月21日の高値の7.97から11月26日には6.90まで下落しました。年初の始値が7.03だったので、年初来で一時マイナスに転落しています。 11月28日週になると瞬間的に7.0を割る動きもありましたが、おおむね7.0ー7.2の間で底ばいとなりました。12月5日週には下値...
人民元浅い調整で底打ちか？恒大デフォルト懸念でも上昇中 中国人民元のスワップ成績（11月28日週）
中国人民元の推移 人民元/円は11月26日に他の通貨同様に下落しましたが、その後11月9日につけた直近の安値17.63さえ割ることなく、底堅く推移しています。11月28日週は17.78ではじまり、何度か17.66まで下げましたが、12月5日週に入ると上昇となり底打ちしたように見えます。 もう少し保有比率を高め...
インドルピールピーだけ続落 インドルピーのスワップ成績（11月28日週）
インドルピーの推移と成績 ユーロ/インドルピーは前の週末の26日の新変異株出現のニュースでユーロ高ルピー安（上に行くほどルピー安）となって、年初来安値（＝ルピーの最高値）から大幅上昇となっていましたが、11月28日週もほとんど反落の動きは見られず膠着気味です。他の高金利通貨がそれなりに戻しているのと対照的とな...
ポーランドズロチズロチ反発 ポーランドズロチのスワップ成績（11月21日週~28日週）
ポーランドズロチの推移 ユーロ/ポーランドズロチはコロナショックののち緩いユーロ高ズロチ安トレンドが続いていて、2020年10月にはコロナショック時の高値を抜き、今年3月にもさらに高値を更新しました。 その後ユーロ安ズロチ高となって6月7日に4.43の安値をつけましたが、下限（赤点線）で反発して上昇トレンド（青...
メキシコペソ反転も戻りはまだ限定的 メキシコペソのスワップ成績（11月28日週）
メキシコペソの推移と成績 メキシコペソ/円は4月から概ね5.30〜5.66あたりの間で5.5を挟んだ動き（紫のレンジ）が続いていましたが、11月末に急落して5.3を割って5.13まで下落しています。南アフリカランドがコロナ前の水準を取り戻してからの調整となっているのと比較すると、コロナ前の6.0を回復せずに下...
ロシアルーブル調整から大きく回復 ロシアルーブルのスワップ成績（11月28日週）
ロシアルーブルの推移と成績 ユーロ/ルーブルは今年4月に天井を打って、順調にユーロ安ルーブル高（下に行くほどルーブル高）が進み、長期の下降トレンド（黒点線）となっていましたが、前の週に上値の抵抗を突破して上昇して、急激なユーロ高ルーブル安となっていました。 11月28日週のユーロ/ルーブルは前週の急騰から反転...
南アフリカランドオミクロンで2月以来の安値 南アフリカランドのスワップ成績（11月21日週）
南アフリカランドの推移 ランド/円は10月21日の7.97から下落が続いていて、11月21日週も前半は7.21~7.29あたりで膠着していましたが、26日の金曜日に南アフリカが新たな変異種の発見を公表したのち急落しています。前回8月20日の安値の7.12（赤点線）も大きく割り込んで、2月2日以来の安値となる6....
人民元ドル高追随で５年ぶり高値 中国人民元のスワップ成績（11月21日週）
中国人民元の推移 11月24日に米ドル/円は115.51をつけて、ドル高傾向となっていましたが、そのドルの比率が高い通貨バスケットに連動する管理通貨となっている人民元も2016年2月以来の高値をつけています。 人民元/円は11月9日に17.63の安値をつけたのちに上昇基調となっていて、21日週も週初の17.8...