6月消費者物価指数は4.32%　　メキシコペソのスワップ成績（7月6日週）

みなさんこんにちは。動きの異なる複数の通貨に分散しつつ、ハイレバで高収益を目指してスワップポイント運用をしています。

2024年を通してほぼ10通貨で運用していたものを徐々に規模縮小して、4通貨（メキシコペソ・ブラジルレアル・・チェココルナ、ハンガリーフォリント）としています。米ドル、ユーロ、南アフリカランド、トルコリラ、インドルピー・ポーランドズロチは一旦運用停止中です。

先週はトランプ関税の適用が8月からとされ、国ごとの関税率も次第に明らかになって、ドル高円安が進みました。クロス円の通貨ペアも円安で全般堅調でしたが、対ブラジルの関税率が50%に引き上げられたためブラジルレアルは週間マイナスとなっています。

対円の週間騰落では、メキシコペソ、米ドル、インドルピー、トルコリラが上位で、米ドル連動の通貨が久しぶりに上位に来ました。

ブラジルレアルが最下位で、南アランドもイマイチでした。

運用4通貨の合計スワポ額は前週比+3,884円の30,634円と増加し3万円台に乗せました。セントラル短資で保有しているハンガリーフォリントをGMOで持ち替える過程でポジ数が増えて、スワポも増えました。

内訳

7月9日発表の6月の消費者信頼感指数（CPI）は、前年比予想4.31のところ4.32となり、前回の4.42%から鈍化しています。一方で、コアは前年比予想4.22%のところ4.24%となり、前回の4.06％から加速しています。

また、トランプ米大統領は12日にメキシコに30％の関税を課すと発表していて、現在の25%から引き上げられ8月1日から発効となるようです。

7月6日週のメキシコペソ/円は、7.785で始まり7.747の安値をつけたのち、7.916まで上昇し7.908でクローズとなりました。

ペソ/円は堅調で年初来高値を更新してきました。昨年末12/26の高値の7.841を超え、次の目処は昨年8月高値の8.0でしょうか。

7月6日週の米ドル/メキシコペソは、18.620で始まり18.770の高値をつけたのち、18.553まで下落し18.641でクローズとなりました。

ドル/ペソは2月の21.292で天井を打って下落となっていますが、関税率が30%となると伝わってからペソ安でやや上昇しています。

米ドル/メキシコペソの売りを100,000通貨保有としていましたが、トランプ関税相場に耐えられず半分に減らしています。

週間のスワップポイントは2,480円と増加しました。

合計の損益は前週比で+29,281円となりました。

メキシコの連続利下げもありスワポはかなり減ってきていますが、ペソは堅調で含み益が伸び、合計利益は+400万円を超えてきました。

週間スワップ推移

1日平均は10,000通貨あたりのスワップポイントの額です。
年率換算はレバをかけた実際の運用の収益率となる証拠金ベース(1日平均スワップ×365日÷証拠金額：左)とレバをかけなかった場合の収益率である保有額ベース(1日平均スワップ×365日÷終値÷10,000：右)の両方を示しています。

週間運用成績(円)