トルコリラは無念のロスカットでスワポ収入減少　　メキシコペソのスワップ成績（3月16日週）

みなさんこんにちは。7通貨（米ドル・メキシコペソ・トルコリラ・ブラジルレアル・インドルピー・ポーランドズロチ・チェココルナ）でスワップポイント運用をしています。ハイレバで高収益を狙いつつ、動きの異なる通貨ペアに分散してリスク抑制を目指しています。

2024年を通してほぼ10通貨で運用していましたが、ユーロ・ハンガリーフォリント・南アフリカランドを決済して運用規模を縮小しています。

先週は日銀会合とFOMCがあり、どちらも据え置きで通過しましたが、イスタンブールのイマモール市長逮捕でトルコリラが暴落しポジションはロスカットとなりました。

元本15万円で利益が出るごとに100万通貨まで増やして、必要証拠金以下の自前資金で直前まで+30万ほどとなっていました。値が飛ばずにうまく切られれば、ロスカでもプラスで終われる算段でしたが、油断しましたね。まあ、マイナスが元本超えて追加で入金とならなかっただけよかったかも知れません。

対円の週間騰落では、インドルピーがトップで、ブラジルレアルが続きました。欧州通貨は横ばいで、ドイツ緊縮財政緩和やウクライナ停戦の期待も後退してきていますね。

トランプ関税も織り込まれたかと思ったメキシコペソが軟調。前の週に最下位だったトルコリラはダントツの最下位でした。

先週の7通貨の合計スワポ額は前週比-6,946円の56,192円と、トルコリラのロスカットで減少しています。

ドル/円やユーロ/ランドを決済していたところでリラを溶かしたので、目標の1日1万円をだいぶ下回ってしまいました。まだちょっと不安定な感じもするので、当分は規模縮小のまま様子見です。

減少分は豪ドル/NZドルのリピートで補えればと考えています。

3月16日週のメキシコペソ/円は、7.461で始まり7.529の高値をつけたのち、7.331まで下落し7.378でクローズとなりました。

ペソ/円はレンジ内の推移も上向きとなってきていましたが、FOMC後に失速しました。今週は27日にメキシコ中銀の政策金利決定があり、4月はじめにはトランプ関税の開始が見込まれていて、要注意ですね。

3月16日週の米ドル/メキシコペソは、19.936で始まり19.867の安値をつけたのち、20.275まで上昇し、20.235でクローズとなりました。

ドル/ペソは、トランプ関税織り込みで天井うって下落に入ったかと思いましたが、普通に戻してきました。

米ドル/メキシコペソの売りを80,000通貨保有していましたが、ペソ大幅安でいったん20,000通貨利確し、その後40,000通貨売りを入れて100,000通貨保有としています。

週間のスワップポイントは8,380円となり、前週とほぼ変わらずでした。

合計の損益は前週比で-229,760円となりました。

3月に入っていい感じで利益が回復してきていましたが、先週はまた大きくマイナスとなってしまいました。4月2日に予定されているトランプ関税発表までは不安定になりそうです。

週間スワップ推移

1日平均は10,000通貨あたりのスワップポイントの額です。
年率換算はレバをかけた実際の運用の収益率となる証拠金ベース(1日平均スワップ×365日÷証拠金額：左)とレバをかけなかった場合の収益率である保有額ベース(1日平均スワップ×365日÷終値÷10,000：右)の両方を示しています。

週間運用成績(円)