メキシコは政策金利を据え置き　メキシコペソのスワップ成績（12月10日週）

みなさんこんにちは。9通貨（米ドル・ユーロ・メキシコペソ・トルコリラ・ブラジルレアル・インドルピー・ポーランドズロチ・チェココルナ・ハンガリーフォリント）でスワップポイント運用をしています。ハイレバで高収益を狙いつつ、動きの異なる通貨ペアに分散してリスク抑制を目指しています。

今週もFOMCのハト派転換で利下げ観測が高まり、円高継続となってドル円は141円割れまでありました。一方でECBは強気でユーロは一時急上昇しましたが、再度下落となっています。来週の日銀会合も注目です。

ちょっとユーロ/円と米ドル/円で利益を削られていますが、高金利通貨は対円のポジションが少ないこともあって、円高でもかなり安定しています。年末までうまく乗り切りたいところです。

12月10日週の9通貨の合計スワポ額は前週比で-16,762円の73,570円でした。ユーロ/円とドル/円をいったん決済し、大幅減少となりました。年間の合計額は4,312,876円で年末には440万円台を予想しています。

メキシコ銀行は、12月14日の金融政策決定会合で政策金利を11.25%に据え置くことを決定しています。 6会合連続の据え置きとなり、現在の金利水準維持を示唆しています。

12月10日週のメキシコペソ/円は8.347で始まり、週初に8.438まで上昇しましたが、後半はペソ安円高となって8.153の安値をつけ、8.263でクローズとなりました。

前週の安値の8.123を割ることなく粘っていて、このまま下げ止まって10月9日の安値の8.075（赤点線）を試すことなく上昇してもらいたいところです。割り込んでダブルトップ完成だと本格的な下落となりそうなので要注意ですね。

12月10日週の米ドル/メキシコペソは17.352で始まり、週初に17.465の高値をつけたのちはドル安ペソ高となって17.144まで下落しました。

米もメキシコも政策金利は据え置きでしたが、米は利下げ観測拡大、メキシコは当面金利水準維持でドル安ペソ高で推移しています。このまま年末17ペソ割れに期待です。

米ドル/メキシコペソの売りを80,000通貨保有しています。

週間のスワップポイントは 6,832円となっています。米金利低下からの金利差拡大で来週は期待できそうです。

合計の損益は前週比で+45,058円となりました。

12月はここまで利益減少が続いていましたが、ドル安となってわずかに回復しました。メキシコの利下げは米国の動向を見ながらとなりそうなので、金利差維持となって為替がこのまま横ばい安定推移となるのを願っています。

週間スワップ推移

1日平均は10,000通貨あたりのスワップポイントの額です。
年率換算はレバをかけた実際の運用の収益率となる証拠金ベース(1日平均スワップ×365日÷証拠金額：左)とレバをかけなかった場合の収益率である保有額ベース(1日平均スワップ×365日÷終値÷10,000：右)の両方を示しています。

週間運用成績(円)