大統領の裏金疑惑で暴落　　南アフリカランドのスワップ成績（11月20日週）

みなさんこんにちは。南アフリカランド・メキシコペソをはじめとする高金利通貨や米ドル・英ポンドといった金利高めのメジャー通貨に分散投資する形でスワポ運用を行っています。ハイレバレッジで資金効率を高めるとともに為替の変動の影響を抑えて、少ない資金で安定した利益を得ることを目指しています。

南アフリカのラマポーザ大統領の裏金疑惑で辞任も取り沙汰されて、南アフリカランドは暴落となっています。11月24日に南アフリカ準備銀行が政策金利を0.75％引き上げて7.00％としたので、ランドの上昇を期待したのですが、ほとんど伸びずに下げてしまいました。

29日発表の第３四半期（７～９月）の失業率は予想33.6%を下回る32.9％となり、前の期の33.9%からも改善しました。

11月20日週のランド/円は8.16で始まり8.25まで上昇しましたが、利上げでも下落となって8.10の週の安値をつけました。27日週に入ると予想を下回る失業率で8.24まで上昇しますが、その後急落となって7.59をつけています。

保ち合いが煮詰まってきていましたが、悪いニュースで下に大きく動きました。一過性の下げで多少は戻してくれるのではないかと思っています。

11月20日週のユーロ/ランドは17.798で始まり、ユーロ安ランド高となって17.603まで下落しましたが、17.743でクローズとなりました。27日週もユーロ安ランド高傾向が続いて17.494まで下げましたが18.780まで急騰となりました。

ユーロ/ランドは上昇トレンドの上値抵抗を突破して急騰となりましたが、上ひげを示して戻ってきています。対円よりはダメージが少なかったのではないかと思います。

ユーロ/ランドの売りを50,000通貨保有しています。

11月20日週の週間のスワップ額は前週比で減少して4,235円となりました。10,000通貨の1日あたりのスワップポイントは121円で、レバなしで年率3.1%でした。利上げでも減少でがっかりです。

合計の損益は前週比で+103,163円となりました。先週の為替はランド高となりましたが、今週の暴落は反映されておらず、現在はだいぶ利益を減らしています。

週間スワップ推移

年率は証拠金額をもとに計算していましたが（1日のスワップ×365日÷証拠金額）
比較しづらいので、レバレッジをかけていない場合の年間の収益率を示せるように
ポジションの金額をもとにしたものも加えました（右：1日のスワップ×365日÷ポジ金額）。
ポジションの金額はユーロ終値×10,000です。

週間運用成績(円)