インドは政策金利を据え置き　　インドルピーのスワップ成績（4月3日週）

インドルピーの推移と成績　

ユーロ/インドルピーは3月4日に83.16の昨年来の安値（＝ルピーの高値）をつけたのちは膠着し84.0前後での推移となっていました。4月3日週に入ると、寄り付きの83.81を週の高値として大きくユーロ安ルピー高となって、83.0も割り込み2020年5月以来の安値となる82.08まで下落しました。その後は少し戻しますが、82.53で週を終えています。

4月8日にインド準備銀行は政策金利を4.0%に据え置くことを決定しましたが、直後はわずかにルピー高となっています。どうにかほぼ無風で通過した模様です。

今週の動きを見ると、他の高金利通貨が動かなくなったところで値を伸ばしてくるところがルピーらしく、分散の効果が高いです。本来は昨年5月以降のようなもう少し小幅な変動を期待しているのですが、このところは少し値幅が大きくなっています。

4月3日週の週末のインドルピーの運用全体の損益は前週比で+407,383円の+1,614,006円でした。

週間の合計のスワップ額は前週比+31円の17,070円で、年換算の収益率は93.4％となりました。

OANDA：米ドル/インドルピー

米ドル/インドルピーの売りを20,000通貨保有しています。

週間のスワップは前週から増加して1,515円となり、1,500円台に乗りました。1日平均は108円で、ドル高のおかげで増加傾向が続いています。

合計の損益は前週比で2千円あまりのマイナスとなりました。評価損10万円近辺で小幅な変動が続いていますが、米ドル高で対ユーロより成績が伸びません。

週間スワップ推移

• 1日平均は10,000通貨の1日あたりのスワップポイントの金額です。
• 年率は証拠金額をもとに計算したもの（1日のスワップ×365日÷証拠金額：左）とレバレッジをかけていない場合の年間の収益率を示せるよう保有金額をもとにしたもの（1日のスワップ×365日÷保有金額：右）とを示しています。保有金額は米ドル終値×10,000です。

週間運用成績(円)

iFOREX：ユーロ/インドルピー

ユーロ/インドルピーの売りは合計で150,000通貨を保有しています。

週間の合計スワポ額は前週比でわずかに増加しましたが、ほぼ変わらずで15,555円となり、1日あたりでは148円でした。

合計の損益は前週比で+40万円あまりの大幅増加となりました。他の通貨ペアは好調だった3月後半にマイナスとなっていた分を取り返した形で、久々の評価損益のプラ転です。

週間スワップ推移

• 1日平均は10,000通貨の1日あたりのスワップポイントの金額です。
• 証拠金に当てられるトレーディングチケットが25万円分あります。
• 年率は証拠金額をもとに計算していましたが（1日のスワップ×365日÷証拠金額：左）
  比較しづらいので、レバレッジをかけていない場合の年間の収益率を示せるよう
  保有金額をもとにしたものも加えました（右）。保有金額はユーロ終値×10,000です。

週間運用成績(円)