リラ暴落の煽りで？下落　　南アフリカランドのスワップ成績（11月14日週）

南アフリカランドの推移と成績　

11月14日週のランド/円は軟調で、週初の7.51から金曜の7.21まで下げて、ほぼ安値の7.23で週を終えました。何度か下げ止まって反転していた7.32付近（黒転線）を割っています。

南アフリカ準備銀行は18日の金融政策決定会合で政策金利を3.50%から3.75%に引き上げましたが、ランドはほとんど上昇せず膠着していて、7.23近辺で推移しています。同日に利下げしたリラの下落の煽りを受けた印象ですが、米国金利上昇や国営電力会社エスコムによる計画停電の報道もあり、低迷が続いています。

前回8月20日の安値は7.12（赤点線）にもかなり近づいていて、まあまあ下げたのでメキシコペソと両建てにしていた売りポジションを一部決済しています。

11月14日週のユーロ/ランドは17.53で始まりユーロ高ランド安（上に行くほどランド安）が進み、木曜日には17.86の高値をつけています。政策金利引き上げ後21日週に入ってもユーロ高ランド安が続いて17.90まで上昇したものの、現在は17.79近辺まで押し戻されています。赤点線内の保ち合いが続くと思っていますが、かなり上限に近づいています。

AXIORY：ユーロ/南アフリカランド

ユーロ/ランドの売りを60,000通貨保有しています。

11月14日週はランド安が継続して、前週比で10万円あまりのマイナスとなっています。18日の政策金利引き上げもほとんどランドに追い風とはならず、評価益は２週連続で大幅減少しました。

週間のスワップ額は増加傾向継続で、4,722円となっています。3％そこそこなので、各国政策金利引き上げでスワップ額も上昇気味な中で、ちょっと低迷しています。

週間スワップ推移

• 年率は証拠金額をもとに計算していましたが（1日のスワップ×365日÷証拠金額）
  比較しづらいので、レバレッジをかけていない場合の年間の収益率を示せるよう
  保有金額をもとにしたものも加えました（右：1日のスワップ×365日÷保有金額）。
  保有金額はユーロ終値×10,000です。

週間運用成績(円)