南ア雇用統計は悪化　　　南アフリカランドのスワップ成績（9月19日週）

9月19日週の南アフリカランド/円は安値の7.32と、高値の7.54の間の狭い動きとなりました。前の週に大きめの下落がありましたが、いったんは落ち着いたようです。26日週はさらに動きが小さくなっていて、リスクオフ気味な割には下げていません。

長期では上値が重い感じで、下にいく可能性の方が高いかと考えていますが、ちょうどコロナ前の水準なので居心地のいいところかもしれません。

イベントでは、23日に開かれた政策決定会合で、南アフリカ準備銀行は政策金利を予想通りの3.5％に据え置いています。

また、昨日28日に南ア4-6月期の雇用統計が発表され、失業率は予想33.2%を上回る34.4%となりました。前の期の32.6%からも悪化しています。

ちょっと上値を伸ばす感じではないので、ランド/円は現在両建てのみ保有して下落警戒中です。

9月19日週のユーロ/ランドは17.30で始まり小動きでしたが、24日の金曜日にユーロが強くなってユーロ高ランド安（上に行くほどランド安）が進み17.59の週の高値をつけました。これで下回っていた元の下値支持線に再び乗せて、その後26日週も上昇を続けて17.70まで上げています。

ユーロ/ランドの売りを60,000通貨保有しています。

9月19日週はランド安が継続して、前週比で8万円弱のマイナスとなっています。月初の高かったところから40万円ほど含み益が減っているので、けっこう痛いです。

週間のスワップ額は合計6,000円目前まで戻して、5,928円となり、1万通貨の1日あたりで140円あまりとなりました。年率では100％を回復しています。

週間スワップ推移

年率は証拠金額をもとに計算していましたが（1日のスワップ×365日÷証拠金額）
比較しづらいので、レバレッジをかけていない場合の年間の収益率を示せるよう
保有金額をもとにしたものも加えました（右：1日のスワップ×365日÷保有金額）。
保有金額はユーロ終値×10,000です。

週間運用成績(円)