カナダとメキシコに25％の関税　　メキシコペソのスワップ成績（1月26日週）

みなさんこんにちは。8通貨（米ドル・メキシコペソ・トルコリラ・南アフリカランド・ブラジルレアル・インドルピー・ポーランドズロチ・チェココルナ）でスワップポイント運用をしています。

ハイレバで高収益を狙いつつ、動きの異なる通貨ペアに分散してリスク抑制を目指しています。 2024年を通してほぼ10通貨で運用していましたが、ユーロ・ハンガリーフォリントを決済して運用規模を縮小しました。

先週末にトランプさんが大統領令にサインしたので、メキシコとカナダに対して25%の関税開始となるようですね。ドル/円は月末で下げて、引けに向けて戻しましたが、まだ神経質な動きが続きそうです。

クロス円も調整で下げていて、騰落トップだったブラジルレアルを除いて、対円では週間マイナスでした。一方、前週堅調だったズロチ、フォリント、コルナの中欧3通貨が下位で、関税警戒のペソが最下位でした。

対円の月間の騰落でもレアルがトップで、他はズロチのみプラスで残りはマイナスでした。下落は大きくなかったですが、米ドルと米ドル連動のトルコリラ、インドルピーが下位となっています。

個人的にはドルとルピーが多めなので、スワポ運用は低調でした。

1月26日週の8通貨運用の合計スワポ額は前週比で-3,876円の85,449円でした。ドル/円のスワポが増加で、他の通貨ペアは減少となったものが多かったです。

1月26日週のメキシコペソ/円は、7.643で始まり7.656の高値をつけたのち、7.431まで下落して7.504でクローズとなりました。

ペソ/円は昨年夏の急落後は下値を切り上げていたのですが、支持線（赤点線）を割ってきていて、どちらかというと下っぽい雰囲気ですね。

1月26日週の米ドル/メキシコペソは、20.365で始まり20.339の安値をつけたのち、20.780まで上昇し、20.681でクローズとなりました。

トランプ就任の事実売りでドル安ペソ高となったかと思いましたが、関税懸念で再度上昇して高値張り付きとなっています。

米ドル/メキシコペソの売りを80,000通貨保有していましたが、ペソ大幅安でいったん20,000通貨利確し、その後40,000通貨売りを入れて100,000通貨保有としています。

週間のスワップポイントは8,130円と減少しました。

合計の損益は前週比で-344,560円と大幅マイナスでした。

レアルはトランプ関税懸念で軟調推移となっていましたが、25%賦課が決定されてところで事実で買われるのを願っています。ただ、報復合戦がエスカレートしてさらに関税率が上昇する可能性もないことはないのではないかと思います。

週間スワップ推移

1日平均は10,000通貨あたりのスワップポイントの額です。
年率換算はレバをかけた実際の運用の収益率となる証拠金ベース(1日平均スワップ×365日÷証拠金額：左)とレバをかけなかった場合の収益率である保有額ベース(1日平均スワップ×365日÷終値÷10,000：右)の両方を示しています。

週間運用成績(円)