急騰でコロナ前水準をほぼ回復　　メキシコペソのスワップ成績（3月13日週）

メキシコペソの推移と成績　

3月13日週のメキシコペソ/円は5.607で寄り付くと上昇を続け、昨年後半から年初まで抵抗となっていた高値を結んだライン（黒点線）も上抜けて、5.853まで急騰しました。

コロナ後の高値を更新するとともに、ほぼコロナ前の2020年の年初の水準まで戻しています。昨年5月にはコロナ前を回復していた南アフリカランド/円に比べるとかなり遅れましたが、巻き返しとなっています。

対米ドルでもペソが強くなっていますが、円安も手伝って対円での上昇が大きくなっています。また、来週は24日に政策金利決定会合が予定されていて、追加利上げの観測が強くなっているようです。このところは利上げ前に期待で上昇して、利上げが決まると下落するのがパターンのようですが、今回はどうなるか注目です。

3月13日週の米ドル/メキシコペソは始値の20.93からドル安ペソ高（下に行くほどペソ高）となって20.35まで下落しています。ドル/円が119円台まで上昇し急速なドル高円安となっていて、対ドルの成績はイマイチですが、それでもドル安ペソ高で利益が伸びています。

週間のメキシコペソ運用の全体のスワップ額は、両建にしているランドの分も含めて、前週比+720円の12,391円でした。

評価損益と累計のスワップと確定損益を合計したペソ運用全体の損益は、前週比+517,237円の+3,100,785円となり、300万円を超えてきました。利上げが継続する間は上昇が続くのではないかと予想しているので、当分は基本ホールドで行こうかと考えています。

他の通貨ペアも大幅上昇で、スワポ運用の全体の合計が年初来でプラスとなり、ロシアルーブルとポーランドズロチでできたマイナス分を埋めることができています。

AXIORY：米ドル/メキシコペソ

米ドル/メキシコペソは、売りで80,000通貨を保有しています。

合計の損益は前週比で38万円のプラスで、1,791,894円となりました。大幅増益でロシアのウクライナ侵攻前を回復しています。

週間のスワップ額は増加となって1日あたりで142円で、年率換算の収益率は4.4%となりました。140円台を回復しています。

週間スワップ推移

• 1日平均は10,000通貨あたりのスワップポイントの額です。
• 年率換算はレバをかけた実際の運用の収益率となる証拠金ベース(1日平均スワップ×365日÷証拠金額：左)とレバをかけなかった場合の収益率である保有額ベース(1日平均スワップ×365日÷終値÷10,000：右)の両方を示しています。

週間運用成績(円)

メキシコペソ/円・南アフリカランド/円　両建てサヤ取り

メキシコペソ/円の買いと相関性の高い（ように見えた）南アフリカランド/円の売りを建てると同時に、ペソ/円の売りとランド/円の買いを建てて、為替変動の影響を抑えてスワップを稼ごうと仮想ペソ/ランドの両建てサヤ取りを試みています。実際は収益率の低さに耐えられず売買を繰り返し、利益の大部分は為替差益となっているので、ほとんど裁量取引です。

だいたいペソとランドを4:3にすると金額が釣り合うので、ペソ/円の売りと買い400,000通貨ずつとランド/円の売りと買い300,000通貨ずつを1セットとし運用しています。収益が上がらないので同時に200,000通貨ずつ異業者スワップ両建てでも運用していました。

セントラル短資のランド/円の売りポジションとクリック365の売りポジションを決済したため、現在は買いにポジションが偏っています。まったく両建てになっていませんが、為替差益が出て利益は伸びています。

週間のスワップの付与額は4,431円となりました。年率換算で57.8%でした。

円安が進んで、合計の損益は前週比13万ほどのプラスとなりました。

また売りを入れて両建てにしたいですが、ペソもランドも大きく上昇しているので、どこで両建てにするか難しいです。

週間スワップ推移

週間運用成績(円)

*みんなのFXのキャンペーンのスワップ上乗せ分のキャッシュバックの7,177円（第８回分）7,950円（第９回分）第10回分（6,061円）を含みます。