6月PPI上振れ　南アフリカランドのスワップ成績（7月18日週）

南アフリカランド/円は6月から下落傾向で、7月12日には長期の上昇トレンドの下値支持線（青点線）も明確に割ってきています。7月18日週(紫帯)は7.63で始まりましたが、すぐに下落しての下降ウェッジの下限に沿って下げ続ける展開となり、結局7.44で週を終えました。

7月25日週に入っても下落が進み26日には7.34をつけましたが、1時間足ではダブルボトムを形成して反発となっています。

昨日発表された南アフリカ6月卸売物価指数（PPI）は前月比で予想+0.4％のところ+0.8％となり、前年比では予想+7.3％のところ+7.7％となりました。指標の上振れで上値を伸ばしていますが、まだ下降ウェッジを抜けていないので、再下落には警戒が必要と思います。

ユーロ/ランドもユーロ高/ランド安（上に行くほどランド安）が継続して、上値の抵抗線を超えて上昇が続いています。18日週はちょうど節目の17.0で始まりましたが17.48まで上昇して週を終えました。25日週にはさらに上昇して17.65をつけてから直近は少し下げています。

ユーロ/ランドの売りを60,000通貨保有しています。

週間のスワップ額は前週比増額で合計で5,160円となりました。10,000通貨で1日あたり120円を超えています。ブレが大きくなっていますが、だいたい平均的な額と思います。

為替はランド安が進んで大きくマイナスとなっています。少しランドが戻しているので、下げ止まって17.0あたりで落ち着いて欲しいです。

週間スワップ推移

年率は証拠金額をもとに計算していましたが（1日のスワップ×365日÷証拠金額）
比較しづらいので、レバレッジをかけていない場合の年間の収益率を示せるよう
保有金額をもとにしたものも加えました（右：1日のスワップ×365日÷保有金額）。
保有金額はユーロ終値×10,000です。

週間運用成績(円)