反転して急上昇　メキシコペソのスワップ成績（6月28日週）

6月中は米ドル/メキシコペソでもメキシコペソ/円でもペソが大幅に下がって、ひどいパフォーマンスでしたが、7月に入ってから反転してペソは大幅に上昇しました。おかげで、メキシコペソ投資全体で損益はプラス圏に浮上しました。

また、本来の目的であるスワップは、メキシコペソ/円では安定していますが、米ドル/メキシコペソでは減少しました。

• 上のチャートは保有通貨の年初からの値動きを示しています。(トルコリラを除く）ランド円とペソ円とリラ/円以外は上下反転させています。点線が先週末の終値です。

チャート順位が上位の南アフリカランドとメキシコペソの組み合わせは６週目となりました。ランド高ペソ安でしたが、ペソが少し戻しています。それなりに連動しているうえ両建てにしているので、為替がどちらに行ってもあまり変わりはありません。

メキシコペソ円は7月に入って急激に上昇しました。南アランドは同様に大幅に上昇しましたが、インドルピーは小幅上昇、トルコリラは横ばい、ロシアルーブルは大きく下落しています。それなりにうまく分散できていると思います。

高金利通貨のスワップ運用では、変動が大きく同じような動きをするペソとランドだけに投資するとリスクが高くなると思います。意外にも比較的下落が小さかったトルコリラや、下落が浅く底打ちが早かったルーブル、変動の小さいルピーなどとも比較して、より安全な組み合わせにシフトしていきたいと考えています。

LIGHT FX → セントラル短資：メキシコペソ/円

セントラル短資ではペソ/円で10,000通貨運用しています。評価損を抱えたままですが、ペソの上昇に伴い損失額は減っています。下がったところでポジション追加したかったですが、週が変わって戻り始めてからの上昇が速く、機会を逸しました。

スワップ額は1日あたり70円の年換算で51％で、前の週と変化ありませんでした。スワップの安定感は素晴らしいですが、収益率はいまいちなので、もう少し欲しいところです。

週間スワップ推移

週間運用成績(円)

 

南アフリカランド/円・メキシコペソ/円　たすき掛け両建て

LIGHT FXでランド/円の売りとペソ/円の買いのポジションを建て、みんなのFXでランド/円の買いとペソ/円の売りのポジションを建てて、たすき掛けにして両建てスワップさや取りとしています。同じ口座内で連動性の高いランドとペソの両建てにして、証拠金を減らして収益率をあげる計画です。

運用を始めた頃は、だいたい年換算で17％くらいのスワップを得られていましたが、激減して6％そこそこになっています。前の週より少し増額となってますが、目指す20％には大きく届きません。売り買いのスワップの差があまりなくなり、スワップさや取りで収益を上げるのがかなり難しくなっています。

みんなのFXのメキシコペソ/円2周年記念キャンペーンは第2弾が実施され、ポジション数に応じてキャッシュバックがあります。また、スワップNo.1チャレンジキャンペーンも第2弾が予定されているようです。ただ、両方とも新規のポジションが対象なので、いったん決済して建て直すか、ポジションを増やすかしないとなりません。

週間スワップ推移

• 1日の平均のスワップは1セット（メキシコぺソ/円130,000通貨・南アフリカランド/円100,000通貨）あたりのものです。MFX：みんなのFX / LFX：LIGHT FX

 

通貨ごとの評価益の額は、先々週にちょっと誤差ができましたが、ペソ85,020円とランド50,700円の定額に戻り、その後は安定しています。

週間運用成績(円)

 

AXIORY：米ドル/メキシコペソ

米ドル/メキシコペソは、売りで80,000通貨保有しています。前の週に損益の合計がマイナスへ転落してしまいましたが、ペソが大きく上昇してプラスを回復しています。前週比で27万のプラスだったものの、6月の下落分を取り戻すほどではなく、5月末の利益にも遥かに及びません。

一方で、スワップは10,000通貨の1日あたりの額で再び100円を割ってしまいました。前週は少し戻していましたが、低下傾向はかわってなさそうです。

週間スワップ推移

1日平均は10,000通貨あたりのスワップ額です。

週間運用成績(円)